浜松町の東京都立産業貿易センター（港区海岸1）で2月12日、リカちゃん人形の販売と人形のセミオーダーを受け付ける「リトルファクトリーin東京」が開催される。主催は福島県にあるテーマパーク「リカちゃんキャッスル」を運営するリトルファクトリー（福島県小野町）。

　同イベントは2007年から始まり、現在は月2～3回のペースで全国を巡回。東京会場では約250人の来場を見込む。客層は、昔リカちゃん人形で遊んだ20～50代の女性が中心。母親と子どもが一緒に楽しむファミリー連れも多いという。「キッズスペースや休憩所もあるので、ベビーカーや小さな子ども連れの方も安心してお越しいただける」と広報担当の柳田さん。

　会場では人形本体（1,800～12,600円）、着せ替え用の洋服（525～3,990円）、小物（105～1,470円）など約1万点を販売。新商品「マリーン」を先行販売するほか、希望するキャラクター人形の髪型や髪色を指定できる「リトルファクトリーセミオーダー」（7,350円～）も。

　併せて、用意されたドレスや小物で人形をコーディネートして楽しむ「お人形教室」（参加費1,800円～）や、個人作家が作品を出展・販売する「みんギャラ」、「なりきりリカちゃんドレス」を着て館内見学や記念撮影ができるサービスも行う。「ドレスのサービスは女の子だけでなく大人の女性にも人気」と柳田さん。

　同イベントは東日本大震災以前から行っている通常の営業活動の一環だが、「全国を回ることで、福島の会社も元気に活動していることを伝える意味もある」という。

　開催時間は13時～17時。入場無料。