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新橋駅前に英国風パブ「HUB」オープンへ-10年越しの願いかなう

「HUB」店内の内装も英国風を意識(写真=HUB他店の内装)

「HUB」店内の内装も英国風を意識(写真=HUB他店の内装)

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 新橋駅西口近くに2月28日、英国風パブ「HUB新橋店」(港区新橋2、TEL 03-5157-118)がオープンする。経営は同業態を全国展開するハブ(千代田区)で、場所は昨年12月9日に閉店した「キリンシティ」跡。

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 「HUB」は、ダイエー創業者・中内功氏が渡英した際、英国のパブ文化に感動したことからグループ内で事業化したもの。1980(昭和55)年、神戸三宮に1号店をオープン。1998年にはダイエーホールディングコーポレーションの100%子会社としてハブ(現)を設立した。現在の筆頭株主はロイヤルホールディングス(福岡市博多区)。

 店名「HUB」の由来は、「車輪の中心」という英語の「HUB」から。「ハブ空港などと同じ。人が集まるところを意味する」と同社広報担当の駒田知也さん。展開する店舗は、「HUB」直営店57店、「82」直営店14店、「82」のれん分け1店の計72店。「82」は、20~30代と女性をターゲット層とする「HUB」に対し、30~50代の大人をメーンにした30席以下の小型業態。ドリンクも、大人向けにシングルモルトウイスキーに注力する。

 店舗面積は約38坪。席数は72席で、全てテーブル席。会計はキャッシュ・オン・デリバリー。メニューは既存店と共通。フードの主力は「フィッシュ&チップス」(580円)で、そのほかも「ホタテのフリット」(480円)、「海鮮春巻き」(1本150円)など、片手で楽しめるものが多い。ドリンクは新潟のエチゴビール(新潟市)に製造委託しているオリジナル地ビール「ハブエール」(480円~)をメーンに、ターゲット層を意識した200種類以上のカクテル(380円~)などを用意する。

 「新橋は10年以上出店場所を探していたが、人気のあるエリアのため、なかなか空かなかった。やっと出店できてうれしい」と駒田さん。地域密着型の店づくりを目指しており、「店ができて良かったと言われたい」とも。今後、「82」業態を含め同エリアでの複数展開も視野に入れるという。

 営業時間は17時~翌1時(金曜は翌2時まで、土曜・日曜は16時~24時)。

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