汐留イタリア街にデザインセンター、イタリア巨匠作品も展示

汐留イタリア街に文化拠点(写真=同センターが入居しているコモディオ汐留ビル外観)

汐留イタリア街に文化拠点(写真=同センターが入居しているコモディオ汐留ビル外観)

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 汐留イタリア街に12月1日、イタリアと日本の文化・経済交流を目的とする「Shiodomeitalia クリエイティブ・センター」(港区東新橋2、TEL 03-3432-6263)がオープンした。

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 同センターは、汐留再開発に伴い建築された汐留シオサイト西側エリアにある汐留イタリア街の一角に、イタリアと日本を中心とした現代の芸術、文化産業を東京で紹介、普及するために開設されたもの。

 センター内には、1923年に誕生した建築、デザイン、アートなどの文化機構「ラ・トリエンナーレ・ディ・ミラノ・東京」の初の海外常設展示場となる常設展示場、企画展示室「EXPO 300」(300平方メートル)、「EXPO 700」(700平方メートル)が設けられた。

 常設展示場では2007年3月4日まで、エットレ・ソットサスの作品30点が展示されているほか、企画展示室「EXPO 700」では、イタリアの「巨匠」と呼ばれるプロダクトデザイナー21人の代表作と、作家本人が作品について語る映像も見ることができる「イタリアデザイン界のマエストリ達展」が、特設会場では、1960年に日本が初めて正式に「ラ・トリエンナーレ・ディ・ミラノ」に参加し金賞を受賞した展示作品が長大作によって一部再現された「再現・1960・ミラノ」が、それぞれ開催されている。企画展は2007年1月28日までの開催で、常設展は約3カ月ごとに作品が入れ替わる予定。「EXPO 300」「EXPO 700」は、法人向けの貸し出しも行う。

 同施設担当者は「同建物内には、フィレンツェやミラノの商工会議所の事務所もあるので、イタリアに進出する日本企業がプレゼンテーションをする場や、日本に進出するイタリア企業が情報収集する場などに、気軽に活用してほしい」と話している。

 また、イタリアのレッジョ・チルドレンと提携して、子供アート&デザインRDCセンター日本窓口としてセミナーやワークショップを開催するほか、来年3月には「イタリアンスタイルのバール&リストランティーノ」がオープン予定。同センターでは、イタリア製品のショールームなどやアトリエ&ライブラリーも開設を予定している。入場料金は3会場共通で1,200円。開館時間は11時~19時(木曜、金曜は20時まで)休館日月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)

Shiodomeitalia クリエイティブ・センター

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