会津若松商工会議所（福島県会津若松市）は2月14日と15日、会津漆器（会津塗）の新しいブランド「BITOWA」（ビトワ）の展示会と記念フォーラムを、汐留イタリア街「Shiodomeitalia クリエイティブ・センター」（港区東新橋2、TEL 03-3432-6263）」の展示室「EXPO300」で開催する。

　会津の伝統工芸である会津漆器の発展のため、昨年同商工会議所が立ち上げた会津漆器のブランド「ビトワ」は、「ビトワ クラシック」が初回発表作で、ターゲットは国内外の富裕層やホテルなど。今期シリーズは「ビトワ モダン」と名付けコンセプトは「ネオ・ジャパニーズ バロック」とし、「塗り物」の良さが特徴の優しい色合いと「エレガント」さを漂わせ日常生活の中で使用可能なデザインにしたという。

　今期シリーズは昨年に引き続き、1月26日～30日の間フランス・パリで開催された国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」で発表し、「Shiodomeitalia クリエイティブ・センター」での展示会は国内初公開となる。同シリーズの正式販売開始は3月1日で、首都圏などのセレクトショップなどと順次取り扱いの交渉を行う予定だという。

　14日17時30分からは、同ブランドのデザインを担当する塚本カナエさんと桐山登士樹さんによるフォーラムイベントも開催する。展示時間は11時～19時で、展示会・フォーラムとも入場無料。

BITOWA