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虎ノ門ヒルズ駅の拡張工事が完成間近 地下鉄駅前広場との接続も

地下2階コンコース イメージパース

地下2階コンコース イメージパース

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 東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」の拡張工事が7月15日、完成し「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」とつながる。

地下鉄駅前広場「ステーションアトリウム」イメージパース

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 2020年6月、東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会に合わせ、暫定的な出入り口を設けた新駅として開業した同駅。周辺の街づくりを一体的に進めるため、UR都市機構(横浜市)が事業主体として事業調整し、東京メトロ(台東区)が駅整備を担当し、駅に隣接する虎ノ門1・2丁目地区市街地再開発事業と協力しながら、駅の拡張工事を進めてきた。

 今回、改札を地上と地下1階から地下2階に移設。地下2階の新改札口設置に伴い、今まで利用されてきた3つの改札口は閉鎖となる。地上出入り口は、A1a・A2a出入り口の新設に伴い、現在のA1・A2出入り口は閉鎖となる。現状の倍以上の幅員となる通路(コンコース)と改札を新設することで、駅の東西や地上と地下をスムーズに行き来できるようにする。

 駅出入り口は、虎ノ門ヒルズステーションタワー内にある地下鉄駅前広場「ステーションアトリウム」と接続。同タワーは7月完工予定で、秋の開業を予定する。

 UR都市機構東日本都市再生本部の坪田華さんは「隣接する再開発ビルとつながる地下コンコースにより、駅と街が一体となった空間が完成する。虎ノ門駅とも地下道で接続し、周辺の街の回遊性がぐっと向上する。商業施設が開業する秋に向け、多くの人でにぎわう駅前空間が生まれることを期待している」と話す。

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