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新橋の老舗和菓子店「新正堂」が110周年に向けて記念の垂れ幕

3代目店主・渡辺仁久社長

3代目店主・渡辺仁久社長

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 新橋の老舗和菓子店「新正堂」(港区新橋4、TEL 03-3431-2512)に2月、創業110周年を記念した垂れ幕が飾られた。

店前に飾られた垂れ幕

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 同店は1912(大正元)年9月創業。初代店舗は、奥州一之関藩・田村右京太夫上屋敷(通称=田村邸)跡地内にあった。田村邸は忠臣蔵の発端となった播州赤穂藩主・浅野内匠頭長矩(たくみのかみながのり)候切腹の地としても知られている。

 3代目店主・渡辺仁久社長は、従来の餡(あん)の製法などを見直し、現在の材料に合う新しい製法を取り入れるなどして改良を行ってきた。同店人気商品の「切腹最中」(230円)は、先代が亡くなり何かオリジナル商品を作りたいという思いから作ったという。構想から販売まで2年半かかり、ネーミングに対して当初119人にアンケートを採り118人が反対意見だったが、忠臣蔵ファンを皮切りに徐々に受け入れられ、やがて人気商品になった。

 渡辺さんは「皆さまへの感謝の気持ちと、和菓子がこんなにも奥深いものだとは知らなかった。そうした思いを込めて今回の垂れ幕を作った」と話し、「今年の9月に110周年を迎えるに当たり、後継ぎへの少しの不安の気持ちもある。これからも謙虚な気持ちを持っていけたら」とほほ笑む。

 営業時間は9時~19時(土曜は17時まで)。

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