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西新橋にニットカフェ「森のこぶた」-江戸川橋から移転、ニット講習なども

「Knit Cafe 森のこぶた」店内の壁や棚は、手芸作品や写真などギャラリー展示スペースとしても利用できる

「Knit Cafe 森のこぶた」店内の壁や棚は、手芸作品や写真などギャラリー展示スペースとしても利用できる

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 西新橋2丁目烏森通り沿いに「Knit Cafe(ニットカフェ) 森のこぶた」(港区西新橋2、TEL 03-6699-1838)がオープンして1カ月が過ぎた。店舗面積は約28坪。席数はテーブルのみ38席。

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 同店は2008年、「おいしいお茶と食べ物を提供する、手芸を中心としたカルチャーカフェ」として江戸川橋(文京区)で開業。新橋に移転した理由を「アクセスが良いので、手芸の普及が見込める。また、店を働く女性のオアシス的な場所にしたかった」と、喜多見店長は話す。店内で編み物ができる時間はランチタイム後、閉店まで。日本ヴォーグ社のニット専門誌「毛糸だま」など、刺しゅう関連の雑誌は自由に閲覧できる。店長が店頭にいる時は、編み物についてのアドバイスを求めることもできる。「本を読むのと同じ感覚で、編み物や手芸をしに来てほしい」(喜多見店長)。

 同店ではニット講習など、手芸関係のイベントも定期的に開催。「子どもやニット初心者には、この講習への参加を薦めている」(喜多見さん)。朗読会や音楽ライブ、カルチャー教室、ワークショップ、会社の会議スペースとしても利用できる。店内では、ニット作家・内藤泰弘さんの作品など、喜多見店長が選んだアーティストの作品や小物、文房具も展示販売する。

 提供するドリンクメニューは、コーヒー、紅茶、アルコール、ソフトドリンク。コーヒーは、ブレンド、エスプレッソ(以上350円)、カフェ・ラテ、アイスコーヒー(380円)、「炭火ハウスブレンド(ネルドリップ)」(390円)など13種類。紅茶はスリランカ産の「ウバ」「ディンブラ」「キャンディー」「ヌワラエリヤ」(以上、カップ=380円、ポット=650円)など18種類。アルコールは、ビール(4銘柄)、ワイン(赤・白、4分の1ボトル)、自家製梅酒など6種類(以上500円)。

 フードメニューは時間帯によって異なる。モーニング(7時~11時30分)には、約6センチメートル大の手作りスコーン(プレーン・くるみ・パンプキン・チーズ・ラムレーズンから選択)1個にドリンク(コーヒーか紅茶)が付く「スコーンセット」(380円)、スープ・サラダ・焼きたてパンにドリンクが付く「Aセット」(400円)、Aセットにベーコンエッグが加わる「Bセット」(500円)。「朝はサラリーマン男性の来店が多い。スコーンが喜ばれている」(喜多見店長)。ランチ(11時30分~14時)には、屋上菜園の野菜サラダ・スープ・焼きたてパンの「季節のサラダランチ」(800円)、「塩糀(しおこうじ)ぶたのハヤシライス こぶた風」「ごま入りドライカレー」(以上850円、スープ・ミニサラダ付き)を提供する。ほかに「たまごとベーコンのサンド」「チキンサンド バジルソース」「えびとタルタルソースのサンド」(以上650円)など、サンドイッチも。フードメニューに使用する野菜の一部は、同店が入るビル屋上にある菜園で収穫。レタスやパプリカ、パセリ、ミントなど常時10種類前後の野菜・ハーブを栽培している。

 営業時間は7時~20時。土曜・日曜・祝日定休(イベント開催時は開店)。

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