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新橋に焼き鳥店「烏森しみず」 宮崎地鶏使ったコース提供

「烏森コース」(手前から)ささみ、砂肝、かしわ、つくね、レバー、手羽先、ペコロス、ズッキーニ、しいたけ

「烏森コース」(手前から)ささみ、砂肝、かしわ、つくね、レバー、手羽先、ペコロス、ズッキーニ、しいたけ

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 焼き鳥店「烏森しみず」(港区新橋2、TEL 050-5571-5879)がオープンして1カ月がたった。

料理長の土屋晃一さん

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 12月1日にオープンした同店。席数は22席。備長炭で焼く宮崎地鶏「じとっこ」をコースで提供する。料理長の土屋晃一さんは、「有名焼き鳥店を約20店回り、さまざまな鶏を食べ比べたが、『じとっこ』が1番おいしかった。宮崎に直接足を運び、仕入れの交渉をした。当店は、弾力はあるが柔らかく、ジューシーな雌鶏を使用している」と話す。

 メニューは、「匠(たくみ)コース」(3,080円)、「烏森コース」(4,180円)、「極みコース」(5,280円)の3コース。「烏森コース」は、白湯スープ、前菜2種、お造り2品、焼き鳥6本、焼き野菜3品、締めの食事1品の計15品。締めの食事は、「鶏そば」、「そぼろ丼」、別途250円が必要な「親子丼」から選べる。焼き鳥(1本=400円~)や焼き野菜(1本=250円~)は、コースに追加する形で1本から注文できる。アルコールは、イタリアワイン(850円~)、ビールやサワー、日本酒など(600円~)をそろえる。

 土屋さんは「料理、器、空間、のほか細部にもこだわった。例えば、かしわは皮を剥いで、もも肉にもう1度皮を巻きつけている。つくねは、網脂で包み焼き上げ、うま味を閉じ込めた。器は、オーダーメードの有田焼。料理の見た目も楽しんでもらえたら」と話す。「女子会やデート、晴れの日に好きな人と利用してほしい」とも。

 営業時間は17時~23時。お通し代は330円。

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