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新橋で美術商が集う「アートフェア」 都心ビルの中に日本庭園と茶室

東京美術商協同組合理事の伊波賢一さん

東京美術商協同組合理事の伊波賢一さん

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 「東京美術倶楽部(くらぶ)」(港区新橋6)で10月13日~15日、国内の美術商が一堂に集う「2017東美アートフェア」が開催される。主催は、東京美術商協同組合。

1970年頃の東京美術倶楽部の外観

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同クラブは、日本をはじめ世界の優れた美術品の展示や流通などを目的として1907(明治40)年に設立し、今年4月に110周年を迎えた。同イベントでは「110年の伝統と信頼」をテーマに、全102軒の美術商から、古美術、近代美術、現代美術、茶道具、工芸などさまざまなジャンルの品々が出展される。期間中、同施設の2階にある茶室「済美庵」で略式の茶席も用意する。呈茶券は1回500円。

同組合理事の伊波賢一さんは「今回のイベントに出展される各美術品は、ショーケースなどに囲われた形ではなく、間近に鑑賞していただけることが最大の特徴」と話す。「会場の2階には、都心ビルの中とは思えない茶室と日本庭園が広がっているので、美術品を見た後にぜいたくなひとときを過ごしていいただければ」とも。

 開館時間は13日=11時~20時、14日=11時~18時、15日=11時~17時。入館料は、一般=1,000円、中・高・大学生=800円、小学生以下無料。

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