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アンダーズ東京で参加型ソーシャルイベント 「京都国際写真祭」を紹介

あいさつをするKYOTOGRAPHIE代表のルシール・レイボーズさんと仲西祐介さん

あいさつをするKYOTOGRAPHIE代表のルシール・レイボーズさんと仲西祐介さん

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 虎ノ門ヒルズ(港区虎ノ門1)内のホテル、アンダーズ 東京51階で2月10日、参加型ソーシャルイベント「アンダーズ サロン」で「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016」が紹介された。

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 同イベントはクリエーティブ活動や地域親交を通じて文化の発展・交流を図る参加型ソーシャルイベント。過去には一般から参加者を募り、アーティストと一緒にスニーカーにペイントするワークショップや、若手音楽家を招いた演奏会などを実施。

 同ホテル総支配人アルノー・ド・サン=テグジュペリさんのあいさつに始まり、KYOTOGRAPHIE代表のルシール・レイボーズさんと仲西祐介さんのあいさつの後、展示作品の紹介を行った。そのほか、作家の平野啓一郎さんのトークや、京都をテーマに地元の食材を使った料理が振る舞われた。広報担当の浅井真由子さんは「KYOTOGRAPHIEのクリエーティブな活動・交流を通して新たなクリエーションやビジネスを生み出そうという取り組みが、アンダーズ サロンの理念と共鳴し、紹介するに至った」と開催の理由を話す。

 今回で4回目となる同祭は、国内外のアーティストによる写真作品を歴史的建造物や近現代建築の中に配置し、京都の街全体を展示会場にするというユニークな写真展。今年のテーマは「Circle of Life いのちの環」。ビデオインスタレーションを用いて表現するミクロン単位のプランクトンの写真や、アーティスト自身の妊娠体験を軸に家族や静物を写した作品を、産道をイメージした町屋の中に配置するなど、建築と作品が一体となった展示を楽しめる。ほかにもコレクション展を含め約150人のアーティストが参加している。

 会場は京都市美術館別館や京都市指定有形文化財の長江家住宅、廣誠院など京都市内の15箇所を予定。

 レイボーズさんは「アートと鑑賞者との境界をなくし、老若男女が楽しめるこれまでにない写真展を目指している」と話し、「KYOTOGRAPHIEの活動を通して独自の視点からメッセージを発信していきたい」と意気込みを語った。

 期間は4月23日~5月22日。

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