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新橋の人気ラーメン店が営業再開-「SHIMBASHIおらが」濃厚ホタテスープが特徴

人気の「ホタテの69(ロック)」(850円)に「味玉」(100円)をトッピングしたもの。

人気の「ホタテの69(ロック)」(850円)に「味玉」(100円)をトッピングしたもの。

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 新橋の人気ラーメン店「SHIMBASHIおらが」(港区西新橋1、TEL 03-3581-3582)が12月29日、営業を再開した。

「SHIMBASHIおらが」の外観

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 2008年に新橋で創業し、順調に人気店へと成長した同店。これまで移転や休業などを経て、4度目の復活となった。復活した理由は、休業中にコンビニに陳列されている「濃厚塩ホタテ」と表示されたカップ麺を目撃、自分の専売特許を奪われたと感じ、本物の味を提供したいとの思いからとのこと。復活に際しては「なじみのある新橋で」と決めたという。

 元来ラーメンは食べないという店主の駒さん。もともとは違う業態で経営者を目指していたが、地元の木更津で仲間に連れられて入ったラーメン店で「これなら自分の方がおいしいラーメンを作れる」と感じ、調理経験がないにもかかわらず直感だけで開業を決意したという。「思い立ったらじっとしていられない性分」という駒さん。すぐに自宅でスープ作りをはじめ、約3カ月かけて仕上げたという。ところが、いざスープができて気づいたことが「麺をゆでたことがない」だったとか。そこで半年ほど「芝大門麺屋大斗」で学び開業した、と当時の様子を振り返る。

 新店舗はこれまでより広くなり、カウンター8席に加え、テーブル6席の計14席、店舗面積は約15坪。

 人気メニューはホタテのうまみが凝縮された塩ベースのスープが特徴のラーメン「ホタテの69(ロック)」(850円)。商品名にある「69(ロック)」は、スープに使用しているヒマラヤの岩塩「ピンクロックソルト」や店内のBGMで流れるロック音楽、「ホタテのロックンロール」から命名したという。使用する麺はカネジン食品と共同開発した特注太ちぢれ麺。試行錯誤の上、2年ほどかけて完成したという。具は「ノリ」「メンマ」「あぶりチャーシュー」に加え、サイコロ型に刻んだ大根、ユズが入り、サクッとした食感と風味も楽しめる。

 そのほか、「ホタテの69つけ麺」(920円)、しょうゆベースの「らーめん」(780円)、「つけ麺」(850円)。つけ麺のみ、麺の大盛り(120円)。トッピングは「あぶりチャーシュー(2枚)」と「味玉」がセットされた「特製おらが」(250円)、「玉ねぎ」(50円)、「味玉」(100円)、「あぶりチャーシュー(4枚)」(300円)、「メンマ」(150円)、「のり」(150円)。

 アルコールは「ハートランド」(500円)などを用意。

 「まずは戻ってきたこの新橋で根付くこと」と店主の駒さん。今後については「野望は多々ある、思いつきでどんどん行動していくので自分でも楽しみ」とも。

 営業時間は11時~15時、18時~23時(スープがなくなり次第終了)。日曜定休。

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