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カレッタ汐留で震災復興祈る花絵イベント-避難中の被災者も参加

イタリアのインフィオラータの様子

イタリアのインフィオラータの様子

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 カレッタ汐留(港区新橋1、TEL 03-6218-2100)は5月3日から5日までの3日間、震災からの復興を願うイベント「『Flower’s Yell』を送ろう!インフィオラータ in カレッタ汐留」を開催する。

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 インフィオラータは、路面で花びらを使った花絵を作るイタリア・ジェンツァーノ市で230年続く伝統的な花祭り。祭りの名前「インフィオラータ」はイタリア語で「花の絨毯」を意味する。阪神淡路大震災後にも、街の復興を願って行われた。電気を使わずに育てたものから、間引き・破棄される花を使用しているため、環境にも優しいという。

 今回のイベントものは「Flower’s Yell」をテーマに、「東日本大震災の被災者と日本全体を元気にしたい」という願いを込め実施する。使用する花の一部は、被災により出荷が滞っている宮城県の花農家から仕入れる。初日には、近隣に避難する被災者からも希望を募り、一般の参加者とともに、17,500本分のバラの花びらによる花絵4枚の制作に加わってもらう予定。完成した作品は、5日まで会場に展示される。

 「本場のインフィオラータにはカーネーションを使用することが多いが、今回は香りが明るい気持ちにさせてくれると言われるバラを使用することにした」(同イベント広報部)という。また会場では、被災地へ10万本のバラを贈るための募金と、応援旗への寄せ書きも行う。10万本のバラの花と応援旗は、同イベント事務局により、6月中旬に被災地へ届けられる予定。

 開場では「福島のお酒フェア」を開催するほか、館内各店舗で「東北支援おすすめ献立」やチャリティメニューも用意する。

 花絵制作は10時~16時。募金・寄せ書きは11時~17時。

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