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新橋に「日光産」食品を使った弁当店-調味料もメードイン日光

社名の由来は「人に教えたくないほど気に入ってほしい」との思いから

社名の由来は「人に教えたくないほど気に入ってほしい」との思いから

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 日光の農業法人「日光いなかのマルシェ」(栃木県日光市)は8月26日、新橋に自社製品や日光産の食品を使用した弁当店「日光いなかのマルシェ新橋店」(港区新橋3、TEL 03-5157-3776)をオープンした。同社が店舗を持つのは初。

「日光いなかのマルシェ」の弁当

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 自社養豚場の排せつ物から作った堆肥(たいひ)を田畑の「肥やし」とし、その田畑で収穫された稲わらや米・野菜を家畜の飼料とする循環型農業を行う同社。これまでは口コミで地元に人に販売してきたが、「上質な水で育つ日光の農作物を多くの人に知ってもらいたい」(同社広報担当・沼尾さん)と、アンテナショップとして新橋店をオープンした。

 弁当店を選んだのは、「低価格の弁当であれば気軽に買ってもらえる」ということから。「新米の出る10月あたりからは、1合くらいからの小売りも行う予定。まずは日光産の農産物のおいしさを知ってもらえたら」と沼尾さんは期待を寄せる。

 弁当は持ち帰りのみ。店舗面積は10坪で、オープンキッチンの明るい店内は「デパ地下」をイメージしたという。メニューは女性を意識して構成。マーケティング段階で、地元日光や都内のOLらによる試食会を繰り返し絞っていったという。

 弁当は、日替わりの「HI・MI・TSきまぐれ弁当」(550円)、豚のみそ焼きがメーンの「日光いなかみそ弁当」(600円)、女性向けに開発した揚げゆばと豚のみそ焼きが入った「日光美肌弁当」(550円)、男性向けに豚もも焼きとご飯を通常の1.5倍に盛り付けた「日光男体山弁当」(600円)など9種類。そのほか、あにぎり4種(各150円)、総菜11種が並ぶ。

 使用する素材のうち自社製品は8割~9割。寒冷地のため野菜は季節により供給できないが、米・豚肉は100%の自給率という。調味料類も、日光の水を使って製造されたしょうゆ、ソース、酒、ケチャップ、マヨネーズなどを使用。みそも、「みそ作り名人による手作り」(同)。

 オープン初日、各30食ずつ用意した「日光美肌弁当」「日光男体山弁当」は完売。「まとめていくつも買ってくれた人や、『頑張って続けてください』などの声を掛けてくれた人もいた」と沼尾さん。今後は新米販売を皮切りに、弁当以外の素材も販売していく予定という。「通販も整備したい」とし、年内に新橋・銀座などにも出店する構え。

 営業時間は11時~20時。土曜・日曜・祝日定休。オープンを記念して9月30日まで5%引きで販売する。

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