四谷の人気洋食店「エリーゼ」、ニュー新橋ビルに新店-おつまみ料理も

開店直後の「洋食屋エリーゼ新橋店」。この後早くも行列ができ、初日からその人気ぶりを示した

開店直後の「洋食屋エリーゼ新橋店」。この後早くも行列ができ、初日からその人気ぶりを示した

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 行列のできる店として知られる四谷の洋食店「洋食エリーゼ」(新宿区四谷1)が7月2日、ニュー新橋ビル4階に新橋店(TEL 03-3508-5520)をオープンした。同店が支店を出すのは1986(昭和61)年に閉店した赤坂店以来。

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 同店は1970(昭和45)年、築地場内の「洋食たけだ」の2号店としてオープン。店名は先代がクラシック好きだったことから、ベートーベンの「エリーゼのために」にちなんで命名したという(同店ブログより)。「もしもレストランがうまくいかなくても(この店名なら)喫茶店にもできる」との思惑もあったが(同)、口コミで評判を呼び、テレビの料理番組にも度々登場する人気店へと成長した。

 新橋店の店長は、エリーゼ本店で10年近く腕を振るった為我井良和さんが務める。メニューは本店のものをベースにしながら、多忙なビジネスマン利用を見込み、丼物など新橋オリジナル料理も出す。新橋店の向かいは、やはり行列のできるトンカツ店「とんかつ明石」。そのため、「新橋店では添え物用のフライ以外の揚げ物メニューは出さない」という配慮も。

 メニューは、「ハンバーグ」「ねぎ塩ハンバーグ」(以上900円)、もともと賄い料理だった「ビーフねぎ塩」(920円)、同「牛肉スタミナ丼」(880円)、新橋店限定の「ハヤシライス」(1,000円)、「ステーキ丼」(1,100円)などを用意。手がかかるため、昔風うす焼き卵の「オムライス」(820円)、「チーズカツレツ」、新橋店オリジナルの「焼きチーズバーグカレー」(以上1,100円)など、一部のメニューはディナーのみの提供となる。料理によってサラダやみそ汁が付く。

 このほか新橋ならではのサービスとして、単品メニューにはないエビフライ、カニクリームコロッケ、ミニメンチなどの総菜を「おつまみ」メニュー(190円~)として提供する。アルコール類は、生ビール(小=390円、中=490円)、グラスワイン(赤・白、300円)。

 店舗面積は16坪、席はカウンターのみで17席。店内は本店とイメージをそろえた温かみのあるインテリアで、全面ガラス張りのオープンスタイル。為我井さんは「新橋はサラリーマンが中心の街。エリーゼの料理で疲れた体にスタミナをつけ、元気もりもりで頑張ってもらえたら」と話す。「おつまみメニューも用意したので、会社帰りに一杯楽しんでほしい」とも。

 営業時間は、ランチ=11時~14時、ディナー=17時~21時(土曜はランチのみ)。日曜・祝日定休。

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