文化放送、浜松町をテーマにした駅弁を開発、限定発売

「浜松町駅弁小僧プロジェクト」が販売する駅弁「文化のかほり」(写真=駅弁の仕切りは東京タワーをイメージした形に)

「浜松町駅弁小僧プロジェクト」が販売する駅弁「文化のかほり」(写真=駅弁の仕切りは東京タワーをイメージした形に)

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 文化放送(港区浜松町1)は3月3日と4日、浜松町をテーマに開発した駅弁「文化のかほり」を浜松町駅の中央口改札出口近くのパン店「サンピエロ」で発売する。

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 昨年10月にスタートした同社のラジオ番組「ラジオかぶりつき」内の企画会議で、昨年7月に同社の新宿から浜松町への移転を記念して浜松町と関連した何かを残したいと思い、昨今の駅弁ブームに注目、「新幹線が停まらない浜松町駅にも駅弁を」と考えついたという。企画名はJR浜松町駅ホームにある小便小僧にちなみ「浜松町駅弁小僧プロジェクト」。

 駅弁の製造を請け負う業社も決めず企画をスタートし、同番組で「浜松町のイメージ調査」「料理専門家におかず案を聞く」「リスナーからのアイデア募集」「パッケージについて考える」「キャンペーンガール募集」などテーマをかかげ随時専門家らとタッグを組み詳細を決定した。駅弁の第1次案の内容は「東京湾で獲れる出世魚のボラのハーブ焼き」(ビジネスマンに縁起が良い魚を)や「東京タワーの形をしたニンジン」など。駅弁の箱を包む「かけ紙」の絵は漫画雑誌で「駅弁ひとり旅」を連載しているはやせ淳さんに依頼し、しょう油入れは小便小僧型。この段階で同社は駅弁事業を展開するNRE大増(荒川区)に企画を持ち込み、NRE大増が同プロジェクトの実現に向けて全面協力することが決定した。

 駅弁名称は一般投票で選ばれた「文化のかほり」。NRE大増と相談の結果フードメニューは東京タワーをイメージした仕切りの中に、「里芋の煮付け」(同番組パーソナリティーの仁井聡(さと)子さんにかけて)、「焼きハマグリ・松の実・蝶々形のカボチャ煮」(浜・松・町を表現)「数の子」(同番組パーソナリティーの斉藤一美さんにかけて)、「文化の焼き印入りかまぼこと玉子焼」、東京湾で獲れる「金目鯛の白しょう油焼き」、芝浦沖で獲れた海老を使った「芝海老シューマイ」など総菜9品や、「うなぎの蒲焼き」(浜松町のイメージを番組で募集した時「浜松町は静岡県の浜松と間違えそうになる」という意見があったため)など。小便小僧型のしょう油入れは予算の関係上実現しなかったという。

 販売価格は、同社ラジオ放送の周波数にちなみ1,134円。1日100個限定。販売場所は浜松町駅と羽田空港の「第1ターミナルJALUXブルースカイ」。浜松町駅では同番組のパーソナリティー、斉藤一美さんが箱を肩にかけ移動型対面販売を行う予定。

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