飲食店を展開するエムグラントフードサービス(渋谷区)は2月20日、浜松町シーバンス ア・モールに博多の郷土料理・水炊き専門店「ふくのかみ」浜松町店」(港区芝浦1、TEL 03-5232-2929)をオープンした。
ふくのかみは本店(五反田)に次ぐ2店舗目。店舗面積は60坪。席数は80席を設け、8名までの個室も設ける。
主な水炊きメニューは、「ふくのかみ水炊きセット」(1人前2,400円)、「ふくのかみ宴会鍋コース」(1人前4,500円)など。具材には厳選地鶏の骨付き鶏肉、軟骨入り自家製つくね、キャベツ、椎茸、豆苗、しめじ、えのき茸、もめん豆腐、くずきりが入り、「秘伝の」自家製ポン酢につけて食べる。締めには残ったスープで作る雑炊が付く。コラーゲンを豊富に含んだスープは、薩摩若軍鶏の鶏ガラを8時間以上かけて煮込み、五島灘の塩で味を調えたもの。各席で何度でもつぎ足すという。
一品料理には、本場博多の「明太子」(740円)、「特選馬刺し」(980円)、タラのすり身を使った「自家製薩摩揚げ」(680円)、長崎五島列島直送「〆さば」(720円)、「厳選地鳥のもも肉塩焼き」(980円)など、九州地域の食材が並ぶ。ランチは「日替わり定食」(945円)、自慢の水炊きスープを使った「コラーゲンスープ茶漬け」(850円)、香ばしく焼いた鶏もも肉やつくねを温泉卵で包んだ「変わり親子丼」(980円)、刺身、天ぷらなどが付く数量限定の「鯛めし御膳」(1,280円)の5種類を用意する。
アルコール類も、宮崎の麦焼酎「黒壁蔵」(480円)、同芋焼酎「円居」(480円)などグラス6種類、ボトル2種類を取りそろえたほか、日本酒も茨城・日立の地酒「大観・本醸造」(580円)、広島産「賀茂鶴 一滴入魂・純米吟醸」(900円)など6種類を用意した。
同店は、駅から若干距離があることに配慮し、駅前に立地する本店(五反田)より価格設定を抑えた。「来店しやすいように、タクシーワンメーター分安くした」(同社の井戸実社長)。素材やサービスの品質は下げず、利用客数の増加で予約困難となっている本店との顧客分散を狙うという。
営業時間は、昼=11時30分~14時30分、夜=17時~22時30分。日曜・祝日定休。
エムグラントフードサービス西天満に博多水炊きと豆腐料理の専門店-戦前の町家を再生(梅田経済新聞)博多水炊き専門店が心斎橋に関西初出店-銘柄鶏「華味鳥」使う(なんば経済新聞)東京で人気の「博多水炊き 蟻月」、心斎橋に関西初出店(なんば経済新聞)新橋に博多水炊き餃子店-アクトグループが新業態1号店(新橋経済新聞)