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虎ノ門エリアで「サステナブル」テーマに7店が新商品開発

試食会の様子

試食会の様子

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 「サステナブル」をテーマにした期間限定企画「TORANOMON JUST RIGHT NEWFOOD~たまには考える。地球とカラダにちょうど良い新しいフード~」が11月1日、新橋・虎ノ門エリアで始まった。

試食メニュー

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 フードテックスタートアップを支援する「Sustainable Food Asia(サステナブルフードアジア)」(港区)とUR都市機構(横浜市)、「街のコトづくり活動」を行う企業「グー・チョキ・パートナーズ」(港区)、人材育成などを行う企業「リバネス」(新宿区)がプロデュースする同企画。環境や社会、経済に配慮した方法で生産される食品「サステナブルフード」を扱う企業や店舗が、それぞれの食材を虎ノ門の飲食店に提供して新メニューを開発し販売まで行う。

 参加するサステナブルフード提供企業・店舗は、藻の生産・販売を行う「Algalex」(アルガレックス=うるま市)、大豆を使った製品「ソイクル」を扱う「上向き」(福岡市)、米粉でつくったうどんを販売するレストラン「by age 18」(高松市)、コンニャクをベースにした食品ブランド「ニンジャペースト」を展開する「Sydecas」(神戸市)、オカラを使った食品「パーフェクトグラノーラ」などを扱う「オカラテクノロジズ」(宮崎市)、植物性原料のタマゴ「UMAMI EGG」などを販売する「UMAMI UNITED」(渋谷区)。

 地元飲食店はそれぞれ、和食食堂「白老食堂」がソイクルを使った「プロテイン倍増『ソイクルがんも』のスープカレー」(1,250円)、ダイニングバー「Come Back」がニンジャペーストを使った「焼き芋とりんごのピザ」(1,980円)、フレンチレストラン「レイヨン・ドゥ・ソレイユ」が「パーフェクトグラノーラ」を使った「自家製カレー粉のソイクルドライカレー」(1,450円)、海鮮居酒屋「鯨の胃袋」が「うま藻だし醤油」を使った「くじらのタルタル」(1,280円)、カフェ&レストラン「Good Morning Cafe&Grill 虎ノ門」が「パーフェクトグラノーラ」を使った「フルーツグラノーラボウル」(1,300円)、和菓子店「新正堂」が「UMAMI EGG」や「UMAMI EGG FRAVOR」を使った「EGGフリーどら焼き」(250円)、「Sustainable Food Lab」が「米粉の讃岐うどん」を使った「旬の野菜で彩ったベジライスヌードル」(1,300円)を用意する。

 10月23日は、カフェ&レストラン「Good Morning Cafe&Grill 虎ノ門」(港区西新橋2)で試食会を行い、虎ノ門の飲食関係者など約40人が集まり、それぞれのメニューを試食した。

 UR都市機構の坪田華さんは「食のスタートアップ企業が虎ノ門に集まりつつあり、飲食店が多く集まる新橋・虎ノ門エリアで、地元飲食店協力の下、一般家庭には届きにくい商材を使って、メニューを開発いただいた。地元に訪れる人たちに対して、『たまには考える。地球とカラダにちょうど良い新しいフード』をテーマに、フードテックの商品に機会を提供したい」と話す。

 「新正堂」3代目店主で港区観光協会会長の渡辺仁久さんは「虎ノ門はまだまだ発展途上。これから若い世代の力を借りて地元をもっともっと盛り上げたい」と意気込む。

 来年2月28日まで(店舗により異なる)。

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