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新橋に焼き肉新店「近江牛肉店」-近江牛のみ扱い、精肉販売も

店舗の外観は精肉店そのものの「近江牛肉店」。向かって右手のドアを開けて入ると、焼き肉店がある

店舗の外観は精肉店そのものの「近江牛肉店」。向かって右手のドアを開けて入ると、焼き肉店がある

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 新橋烏森口に5月24日、焼き肉店「近江牛肉店」(港区新橋4 TEL 03-3436-2285)がオープンした。経営は、新橋で高級焼き肉店を経営する志(しー)プラス(港区)。店舗面積は12.5坪で、席数は30席。場所は食料品店「市兼商店」跡。

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 同店は精肉販売カウンターと焼き肉店を併設。精肉販売は7月2日から始める予定で、店舗正面のカウンターで行う。「店のコンセプトは、精肉店が開いた焼き肉屋。実は精肉店の開店が先で、焼き肉店のオープンが後になる予定だった」と奥谷社長。「うちは機械を使わない手切り専門店。精肉店でも焼き肉店でも注文を受けてから肉を切り分けるので、厚さの調節はある程度可能」とも。

 扱う牛肉はすべて近江牛。A-4ランクの雌牛が中心で、仕入れ状況によってA-5ランクの雌牛も使う。主力フードメニューは、カルビなどサシの多い霜降り肉を1切れずつ5~6種類盛り合わせた「白皿」(1,365円)と、ロースなどサシの少ない部位の肉を1切れずつ5~6種類盛り合わせた「赤皿」(1,207円)。白皿はたれで、赤皿は塩で食べる。両方とも仕入れ状況によって盛られる部位は変わるが、「ササミ」「まんじゅう」「かめのこう」「芯々」などの希少部位が楽しめる。このほか、カルビ(829円)、タン塩(1,039円)、ミノ(850円)、野菜(300円~)などの一般的な焼きものメニューも約20種類用意。「赤皿・白皿を最初にオーダーしてもらい、その後、気に入った部位を個別注文して食べてほしい」と奥谷社長。

 焼き肉以外のフードメニューは、チャンジャ(525円)、韓国のり(315円)、「冷麺」(1,050円)など。ドリンクメニューは、アサヒスーパードライ(中ジョッキ=546円、中瓶=577円)、果実酒(6種類、各546円)、マッコリ(グラス=472円、1リットル=1,984円)など約40種類を用意。店が選ぶ「おすすめ本格焼酎」の「古々雫(ここだ)」「ふしぎ屋」(以上500円)も。「珍しい焼酎を提供していきたいので、銘柄は不定期に変える予定」(奥谷社長)。

 「近江牛をリーズナブルに食べてほしかったので、値段は抑えている」といい、「新橋にあるもう一つの店は開店して約10年。同じランクの近江牛を出しているが、あちらは肉の質に見合った値段で出している。だから、この店のことは今のところ常連さんには内緒」とも。

 営業時間は、精肉販売=15時~17時(7月2日から)、飲食=17時~23時。

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