新橋駅前に氷でできた冷たいボウリング場-「こいち祭」のイベントで

氷のピン目がけ、兄弟仲良く冷たいボールを投球

氷のピン目がけ、兄弟仲良く冷たいボールを投球

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 気温34度という真夏日となった7月22日午後、ニュー新橋ビル(港区新橋2)前に氷のボウリングレーンと巨大ボウリングピンの氷柱が登場し、「納涼ボウリング」が行われた。夏休みに入ったばかりの子どもたちは氷のボールを手に、冷たいゲームを楽しんだ。

氷でできた巨大ボウリングピン。隣りには暑そうな着ぐるみピンも

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 同イベントは22 日・23日に行われる「新橋こいち祭」の一環で、昨年に続き2回目。設置された氷のボウリングレーンは長さ5.3メートル、幅1.6メートル、高さが最大25センチ。同じく氷で作られたボウリングピンは高さ17センチ、ボールは12センチで重量は100~150グラム。都内の製氷業者に発注したもの。

 涼やかなニュースを届けようと集まった多くの報道陣に囲まれながら、12時30分にゲームがスタート。幼稚園児から72歳の男性まで、20人ほどがボウリングに挑戦した。珍しい氷のボウリングは一服の清涼剤となり、投球を見守る見物客や報道陣も思わず笑顔になるなど、周囲を和ませた。

 氷上のボウリングを楽しんだ港区在住の小学6年生の男子児童2人は「氷のボールは冷たくてツルツルしていて投げにくく、うまくピンを倒せなかったが楽しかった」と笑顔を見せた。

 新聞で「こいち祭」があるのを知り、足立区から夫婦で訪れたという男性(72)はゲーム後、芸能人さながらに数多くの報道陣にインタビューを受けた。惜しくもスペアを逃したが、「ボールは冷たくて気持ちよかった。行けるかなと思ったんだけど…(笑)」と、顔をほころばせた。

 氷のレーンの脇には、昨年よりも50センチ近くサイズを更新した2メートルの氷でできた巨大ボウリングピンも出現。「世代交代」しながら、こいち祭のフィナーレまで同所に設置される。

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