レオン元編集長が「リッチーノ」ターゲットに新雑誌-表紙に鶴瓶さん

ちょいワルオヤジ」や「艶男(アデオス)」などの造語を流行させた岸田さんが新雑誌創刊(写真=表紙モデルの笑福亭鶴瓶さん)

ちょいワルオヤジ」や「艶男(アデオス)」などの造語を流行させた岸田さんが新雑誌創刊(写真=表紙モデルの笑福亭鶴瓶さん)

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 雑誌「LEON」や「NIKITA」の編集長を務めた岸田一郎さんが代表を務めるケイアイ・アンド・カンパニー(港区芝大門2)は3月24日、月刊男性誌「zino(以下ジーノ)」を創刊する。

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 同社は、「ちょいワルオヤジ」や「艶男(アデオス)」などの造語を流行させた岸田さんが昨年独立し設立したもので、同年11月に年収2,000万円以上の「購買意欲が旺盛な男性」向けに、ウェブマガジン「@zino(アット・ジーノ)」の配信をスタートしている。今回は同社の「フラッグシップメディア」として紙媒体の雑誌「ジーノ」を創刊する。

 創刊号の発行部数は8万部で、価格は880円。同誌のコンセプトは「リッチを誇るな センスで光れ!」。ターゲット層である高所得者を「洒落金男(リッチーノ)」と表現した同誌の特集は「“モテ“の元祖、岸田一郎の『アナタ』の人生バラ色計画」。扱う内容はファッション、時計、クルマ、旅や不動産、医療、美容などを、「トランプタワーを買いそびれたアナタに!オアフ島で所有権付き希少物件」「男前アートゼミナール」「あといくつ恋したい?高級人間ドックで体に投資!」など同誌オリジナルの切り口で表現する。

 連載内容は「脱・ジコマン!な“あげMAN”ジュエリー」「洒落金男(リッチーノ)はふれ愛美容」「アナタも!トキメキ別宅で人生変える?」など。また連載漫画に桜沢エリカさんを起用し、ファッション的要素や旬なスポット情報を盛り込んだ展開を行う。

 表紙は外国人モデルではなく、日本人の中高年男性を「ジーノ流にお洒落に大変身」(同社)させ掲載する。創刊号のモデルは落語家の笑福亭鶴瓶さんが務める。

ケイアイ・アンド・カンパニー

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