鳥取県アンテナショップ、レジ通過客数が10万人に-オープン1年で

10万人目の来店者となった喜多川八十治さん(左)、ひろみさん(中央)夫婦と瀬尾泰弘同店店長

10万人目の来店者となった喜多川八十治さん(左)、ひろみさん(中央)夫婦と瀬尾泰弘同店店長

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 鳥取県のアンテナショップ「食のみやこ鳥取プラザ」(港区新橋2)で9月26日、レジ通過客数が10万人に達し、10万人目の来店客に記念品が贈られた。

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 10万人目の幸運をつかんだのは、品川区在住の会社員・喜多川八十治さん(60)、ひろみさん(60)夫婦。喜多川さん夫婦には瀬尾泰弘同店店長から地酒、「干ほたるいか」、「ぽんせんべい」、レトルトカレー、「梨ジュース」、「梨キャラメル」、ブルーベリージュースなど、鳥取県特産品の詰め合わせ(5,000円相当)が手渡された。

 喜多川さん夫婦は週末に買物で銀座から新橋まで歩くため、これまで同店には数回訪れたことがあるという。「二十世紀梨やイカの一夜干しなどを買って食べたがおいししかった。今日も(買物の)帰りにたまたま寄った。全くの偶然なのに特産品のプレゼントをもらえてとてもうれしい。今度は子ども夫婦と2階のレストランに食事に訪れてみたい」などと喜びを語った。

 同店は昨年8月29日にオープン。オープニングには同県出身の漫画家水木しげるさんや妖怪らも応援に駆け付け、長蛇の列ができるほどの盛況ぶりだった。しかしその後、月800万円という売り上げ目標を大きく割り込むようになり、4月には600万円まで下落。人事異動や陳列の配置変え、旬の果物や野菜を多く扱うようにするなどの対策を取った。「おかげで以降は右肩上がりの業績。8月には800万円に達した」(鳥取県東京本部・山本圭介さん)という。

 10万人という数字はレジを通過した人数で、実際に来店した人は倍以上の見込み。喜びにわいた当日はこのほか、「梨キャラメル」、鳥取スイカティッシュ、メモ帳、観光案内パンフレットを入れた10万人達成記念品袋を50人に配布した。山本さんは「今後はもっと鳥取県を好きになってもらい、リピーターを増やしていけるよう頑張りたい」と抱負を話す。

 営業時間は、ショップ=10時~20時、レストランはランチ=11時~15時、ディナー=17時30分~23時。レストランのみ日曜定休。

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