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ホテルオークラ本館建替え前の最後の絵画展、「宴」をテーマに

90メートルの大壁画「三十六人家集三十七帖」の料紙(壁面上部)

90メートルの大壁画「三十六人家集三十七帖」の料紙(壁面上部)

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ホテルオークラ東京本館建て替え前最後の絵画展 「宴」をテーマに

上村松園の代表作《舞仕度》

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 ホテルオークラ東京(港区虎ノ門2、TEL 03-3582-0111)で8月3日より、第21回 秘蔵の名品 アートコレクション展「美の宴~琳派から栖鳳、大観、松園まで」が開催されている。

 期間中、90メートルの大壁面「三十六人家集三十七帖」の料紙をはじめ、日本の伝統美に彩られた「平安の間」を開場。本館建て替え前の最後の開催となる。見所は近代日本の女性画家、上村松園の代表作《舞仕度》《虫の音》や豊臣秀吉が最晩年に催した華やかな行事として知られる醍醐の花見を描いた今村紫紅の《護花鈴》など。人々が集い、祝い、心通わせる場「宴(うたげ)」に焦点を当てた作品60点をそろえる。

10日・13日・17日・20日は専任学芸員による作品解説「ギャラリートーク」を無料で行うほか、16日は小学生対象の「親子でギャラリートーク」も予定する。

 19日には同ホテル創業者・大倉喜七郎が考案した楽器「オークラウロ」を奏者小湊昭尚さんが奏でる「音と美の競演~絵画に囲まれ趣き深き音色を堪能「オークラウロ特別コンサート」 を閉館後の同会場で開催する。(料金1名様4,000円/アートコレクション展入場券付)
 開催時間は9時30分~18時30分(最終入場は18:00まで)。入場料は、一般=1,300円、学生=1,000円、中学生以下無料。今月20日まで。

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