70年代のロックとB級映画がテーマのバー、KISSメンバー壁掛けマスクも 

新橋飲み屋エリアに「燃えサントラ・泣きロック酒場 新橋人形の館」がオープン

新橋飲み屋エリアに「燃えサントラ・泣きロック酒場 新橋人形の館」がオープン

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 立ち飲み店やバーがひしめく新橋4丁目エリアに7月2日、映画とロックをテーマにしたバー「燃えサントラ・泣きロック酒場 新橋人形の館」(港区新橋4、TEL 080-5508-4184)がオープンした。場所は、十合ビル地下1階。

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 「ママ」(伊藤さん)は「若い頃好きだったものを、大人でも『かっちょいい』といえる場所があってもいい」と考え、大人の特権「酒」をもう1つの主人公に据えたバーを開店することを決めた。

 店鋪面積4.5坪。細い階段を下ったフロアーの一角に「ビレッジバンガードとハードロックカフェとカルト映画を合わせたバー」のイメージで構築した店が広がる。店内はグレーを基調に黒と赤でまとめ、席数は、カウンター5席と2~3人がけのソファ、予備椅子で定員は約10人。エントランス脇の壁には、ハードロックバンド「KISS」メンバーの壁掛けマスクや、B級カルト映画「プレデター」のマスクを加工した人形などを並べ、音楽は70年代~80年代初期のロックと映画のサントラを流す。

 ターゲットは30~40代だが、「70年代を知らない若い人にもこの時代の音楽に触れて欲しい」とも。伊藤さんは「趣味性の高い店なので、人が少ないエリアだと趣向がニッチで集客は難しいと考えた。新橋は、幅広い年代の人が大勢集まる場所なので出店場所に決めた」と話す。

 ドリンクメニューは、蒸留酒を中心に「エドラダワー10年」(1,000円)や、ジャニスジョップリン愛飲の「サザン・カンフォート」(700円)、「電気ブラシ」(700円)など約50品のほか、カクテル38品。フードメニューはないが希望者は時間帯によっては隣の店からデリバリーが可能。客単価は3,000円を見込む。

 伊藤さんは「モットーは『本格的ではない』こと。ゆるさを楽しみ、いつまでもかっちょいいものを忘れない『ボンクラ野郎ども』に訪れてほしい」と話している。

 営業時間は19時~23時30分。土曜(貸し切りの場合は営業)・日曜・祝日定休。

新橋人形の館

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