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新橋にレストランバー、ロティサリーチキンとスプリッツァー主力に

「クイーン・オブ・チキンズ」の外観。「店のキーカラーである黄色をベースに、ニューヨークにある飲み屋を意識した作りにした」(酒井さん)。店内の壁には来店した有名シェフのサインも

「クイーン・オブ・チキンズ」の外観。「店のキーカラーである黄色をベースに、ニューヨークにある飲み屋を意識した作りにした」(酒井さん)。店内の壁には来店した有名シェフのサインも

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 新橋に3月27日、ロティサリーチキンとブランデースプリッツァーをメーンに提供するレストランバー「Queen Of Chickens(クイーン・オブ・チキンズ)」(港区新橋3 TEL 03-6809-2595)がオープンした。経営は「ESSENCE(エッセンス)」(目黒区)。場所は「せんば自由軒」跡。店舗面積は23坪で、席数はカウンター14席を含む40席。

ロティサリーチキン(1羽)

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 ロティサリーチキンをメニューのメーンに据えたことについて、「新橋で鶏料理と言えば、焼き鳥。そんな街で出店するなら、レシピも少なく、独自に研究開発ができて他店がまねできない料理を提供したかった。それがロティサリーチキンだった」と、マネジャーの酒井さんは話す。また、「新橋は、小手先の技術ではごまかせない飲食店の中心地。ここで流行(はや)らなければ、他の街でも成功しないと思っている」とも。

 同店が提供する「ロティサリーチキン」(4分の1羽=525円、2分の1羽=945円、1羽=1,785円)は、「10種類以上のスパイスに2日間漬け込んだ、約20センチ大の丸鶏」を専用のロティサリーオーブンを使って焼き上げる。「現在は1日50羽を提供しているが、オープン以来売れ行きは絶好調。現在は、申し訳ないが日曜の営業を休んで仕込みを行わないと、チキンの提供が追いつかない状態」

 そのほかのフードメニューは「メーンのロティサリーチキンを楽しんでもらうため、数を絞って提供」。人気は「彩り野菜のバーニャカウダー」(525円)、店内のオーブンで焼く「自家製イギリスパン」(1斤=714円、ハーフ=399円)、「ムール貝の白ワイン蒸し」(1パウンド=1,008円、2パウンド=1,764円)、「季節野菜と魚貝のココット蒸し」(1,008円)など。「バーニャカウダーはお通しだが、お代わり自由で提供している。白ワイン蒸しとココット蒸しは、残ったスープを使ってパスタを作ることもできる」

 メーンのドリンクメニューは、オレンジやマンゴーなどの新鮮な果物を漬け込んだブランデーをトニックウオーターで割る「ブランデースプリッツァー」(6種類、504円)。このほか、「生ビール」(504円)、「ワイン(赤・白)」(グラス=504円、ボトル=2,625円)、「自家製サングリア」「モヒート」(以上609円)、「自家製ジンジャーエール」「自家製レモンスカッシュ」(以上399円)なども。「樽詰めスパークリング(504円)はワイングラスの縁までなみなみと注ぐので、ほとんどのお客さんが注文する」

 ランチタイムには「ロティサリーA定食(4分の1羽)」(700円)、「ロティサリーB定食(2分の1羽)」(1,000円)、「柔らか牛煮込み定食」(900円)の3品を提供。

 ランチメニュー全品とロティサリーチキン(2分の1羽=945円、1羽=1,785円)はテークアウトもできる。「ロティサリーチキンは1日に10羽前後がテークアウトされる。帰宅途中の方や会社のパーティー用にと言う方、最近は花見用に買っていく方もいた」

 「開店以来、連日大盛況でロティサリーチキンの漬け込みに大忙し。だからといって、供給量を増やすために漬け込む日数を短縮するなど手を抜くつもりはない。日曜にお休みをいただくなどお客さまに迷惑をかける部分も出てくるが、常に本物の味を提供していくことでお客さまに喜んでいただきたい」

 営業時間は11時30分~16時、17時~24時(土曜・日曜・祝日は15時~通し営業)。

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