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「大つけ麺博」閉幕-総選挙首位は直球勝負の「とみ田」

テボを手にした入賞店舗。左から、「麺屋あごすけ」「中華蕎麦 とみ田」「ラーメン 龍の家」「麺屋 一燈」の各店代表

テボを手にした入賞店舗。左から、「麺屋あごすけ」「中華蕎麦 とみ田」「ラーメン 龍の家」「麺屋 一燈」の各店代表

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 全国の人気つけ麺店を集め浜松町駅近くで9月27日から開催されていた「大つけ麺博2012」が10月17日、閉幕した。3週間にわたる期間中、来場者は延べ20万人以上を集めた。

「日本一」に選ばれた「とみ田」のつけ麺

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 来場者はつけ麺ファンや近隣の会社員などのほか、家族連れや女性グループ、つけ麺アイドル「トッピング☆ガールズGT」のファンなどさまざま。4回目となる今回は、「バトル」をテーマにユーザー参加型の総選挙方式を導入。ラーメンチケットの半券に投票券を付け、好みの味だと思った店に任意で投票を募った。つけ麺を食べた来場者の8割前後が投票したという。

 24店の中から1位に選出されたのは「中華蕎麦 とみ田」(千葉県松戸市)。大つけ麺博用の期間限定商品ではなく、日頃店で提供している「つけそば」での直球勝負で勝利を収めた。2位は、表面を炙(あぶ)ったモツが特徴の「ラーメン 龍の家」(福岡県久留米市)の「つけ麺 もつ」、3位は米粉を使った「麺屋あごすけ」(新潟県上越市)の「越後甘海老(あまえび)つけ麺」。得票数÷総売上杯数で算出する各店舗の「OMD(おいしさ・満足度)」は、とみ田=99.93% 、龍の家=98.96%、麺屋あごすけ=98.2%と僅差だった。

 このほか、日清チルド(新宿区)による「つけ麺の達人賞」には、「とみ田」で修業した店主による鶏白湯系「麺屋 一燈」(葛飾区)の「濃厚魚介つけ麺」が輝いた。同メニューは、同社からカップ麺として商品化される予定。各入賞店にはタレント・勝俣州和さんより、1位=金のテボ(テボ=ゆで上がったラーメンの湯切りをする調理器具)、2位=銀のテボ、3位=銅のテボ、つけ麺の達人賞=赤のテボと、各副賞としてオリジナルバッジなどが手渡された。

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