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新橋に3坪5席のバー新店-フードも充実、人気は「俺のアジフライ」

バー「YAOE」の店内。「手を載せられる幅広のカウンターが気に入っている」と石川さん

バー「YAOE」の店内。「手を載せられる幅広のカウンターが気に入っている」と石川さん

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 新橋・桜田公園そばにバー「YAOE(やおえ)」(港区新橋3、TEL 03-3432-0380)がオープンして1カ月が過ぎた。

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 店があるのは、飲食店が多く入る5階建てビルの地下1階。ビル正面の階段を下りた先には、人1人しか通れない幅の通路に5つの飲食店の入り口が並ぶ。同店の入り口は右手奥。店舗面積は約3坪で、席数はカウンター5席。「窮屈にならないよう、席を2つ減らして余裕を持たせた」とオーナーシェフの石川啓さん。

 石川さんは複数の飲食店で修業した後、同店を開店。「1人で読書をしたり、2人連れならゆっくり語り合えたりするような静かな空間を提供できる店にしたい」とBGMは流さない。

 フードメニューは21種類。主力は、「俺のアジフライ」(320円)、「海老と茸のにんにくオイル焼き」(580円)、「レバーパテ」(480円)。「一番人気」のアジフライは、石川さんが修業時代に習得したすし職人の技法で下ごしらえをした後で揚げる。

 「顔見せの意味も込めて」ランチも営業。メニューは月曜日のみ「アジフライ」で、他の曜日は「豚テキ」(以上700円)を提供。1日限定5食。「ランチに来てくれた方が夜にも寄ってくれる」

 ドリンクメニューは20種類で国産にこだわる。日本酒は、都内では同店でのみ提供する「金蘭黒部 氷筍水仕込み」をはじめ、「鶴齢 純米吟醸」「高砂 大吟醸」など8種類(各430円)。国産ワインは白のみ。「北海道ケルナー」「おたる デラウェア」(グラス、各480円)、「丹波無添加醸造(1200本限定)」(ボトル、2,500円)を用意する。「日本酒とワイン、合わせて50種類以上をテイスティングして選んだ」という。

 客層は20~50代の男性サラリーマンが中心で、客単価は約2,500円。

 営業時間は、ランチ=11時30分~売り切れ次第終了、ディナー=18時~23時。土曜・日曜・祝日定休(土曜のみ予約があれば営業)。

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