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ニュー新橋ビルのそばめし店、発注ミスの「特大ステーキランチ」が人気に

6月に登場した250グラムのステーキとハンバーグ、空揚げが付いた「コンビネーションランチ」。空揚げは食べ放題

6月に登場した250グラムのステーキとハンバーグ、空揚げが付いた「コンビネーションランチ」。空揚げは食べ放題

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 ニュー新橋ビル(港区新橋2)4階にあるそばめし店「tama@94(タマクシ)」(TEL 03-6268-8957)の特大のステーキランチが人気を集めている。

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 同店は神戸のB級グルメ・そばめしをメーンに、お好み焼きなどの鉄板料理を提供する店として昨年10月にオープン。しかし、4階の奥という立地もあり苦戦を強いられていた。その打開策として2月ごろからステーキランチの提供を開始。今では、そばめしやお好み焼きの注文がほとんど出なくなったという。

 店主の玉櫛鉄平さんは新橋のサラリーマン。毎日就業後、店に出ている。母親と2人で切り盛りしているが、「経営は想像以上に大変」。なかなか伸びない客足に「鉄板でできるものは何でもやろう」と、手作りピザや焼きそばの麺を使ったパスタなどにも挑戦。最終的に「どこよりも安価で大きなステーキで新橋のサラリーマンに満足してもらおう」と、ステーキランチ提供に至った。

 メーンの「牛ロースステーキランチ」は、250グラム(850円)と500グラム(1,450円)の2種類。どちらも、空揚げ・ご飯・みそ汁・漬物などが付く。500グラムの方は、空揚げ・ご飯・みそ汁が食べ放題になる。そのほかのランチは、「ステーキ丼」「ローストビーフ丼」「豚生姜焼き丼」「唐揚げ丼」(以上、並盛り=500円/大盛り=650円/メガ盛り=750円、テラ盛り=1,000円)など。

 500グラムのステーキランチは発注ミスから生まれたもの。「ネットで発注をかける際、『5』を間違えて『50』にしてしまった」(玉櫛さん)。後日、大量の巨大ステーキ肉が店に届いた。「仕方がないので、『助けてください。仕入れを間違えてしまいました』というPOPを作り、予定より大幅に価格を下げてさばくことにした」。これが人気メニューとなり、通常メニューに昇格した。

 6月からは、「250グラムと500グラムの中間的なメニューが欲しい」という客の要望に応え、250グラムのステーキにハンバーグ、唐揚げの食べ放題が付いた「コンビネーションランチ」(1,150円)も登場。「肉好き女子にも人気」と玉櫛さん。「お客さんに喜んでもらい、売り上げが向上するなら何屋でもいい」とステーキ人気を歓迎している。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時30分~23時。土曜・日曜・祝日定休。

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