新橋経済新聞の上半期PV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのは、新橋にオープンした日本酒専門店「KURAND SAKE MARKET 新橋店」の記事だった。取りそろえる100種類以上の「全国各地のまだ表に出ていない、個性的な蔵元がこだわり抜いて造る日本酒」が時間無制限で飲み比べできる同店が話題になった。
2位は、浜松町にオープンしたクラフトビール店「オットットブルワリー」。3位は、汐留のイタリア街で行われたピザサミットの話題だった。
ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPV数を集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 新橋に時間無制限飲み放題の日本酒専門店「KURAND」 100種類以上提供(1/12)
2. 浜松町にクラフトビール店「オットットブルワリー」 ラムラが新業態(1/22)
3. 汐留イタリア街でピザサミット 8人のピザ職人が日替わりで腕振るう(5/26)
4. 新虎通り「まちのにぎわい施設」がリニューアル 気軽に立ち寄れる「小屋」に(5/1)
5. 新橋の烏森神社、名物カラフルご朱印も新年限定バージョンに(1/5)
6. 新橋で110年続く「江戸銀」、24年前のまかない「べっこう漬け丼」がメニューに(5/25)
7. 虎ノ門ヒルズ「アンダーズ 東京」で地上250メートルの花見 春の限定コース料理も(3/2)
8. JR新橋駅に自動外貨両替機「SMART EXCHANGE」 12カ国の通貨に(1/15)
9. 西新橋の米発カフェ「バイシクル・コーヒー」、契約期間満了で金町に移転へ(3/20)
10. 新橋の和菓子店「新正堂」、キスマーク付きのバレンタイン限定「接吻最中」販売(2/13)
上位2つを占めたのは日本酒やビールの専門店だった一方、初夏に行われたピザサミット、烏森神社の新年限定御朱印、ホテルの花見限定コース料理、老舗和菓子店のバレンタイン限定商品など、季節限定イベントなどの記事が目立った。
11位以下では、新橋の和食居酒屋「鯨の胃袋」が6周年を迎えて新店舗を出した記事(11位)、天ぷら屋がリニューアルオープンして話題になっている「TENTOSHI」の新商品の記事(14位)、虎ノ門のダイニングバー「COME BACK」5周年記念メニュー(15位)など、既存店の周年記念やそれに伴う新たな展開の話題が目立った。
2018年後半は、東京オリンピックに向けて虎ノ門ヒルズ週辺、同施設から新橋を結ぶ環状2号線「新虎通り」沿いの動きが注目される。新橋経済新聞では今後も、広域新橋エリアの変化と動向を追いながら、老舗や古くから続く行事と新しい動きを織り交ぜながら伝えていきたい。