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西新橋「新日本石油ビル」跡に新ビル建設-2014年春完成へ

三田線・内幸町駅直結、JR新橋駅徒歩5分、銀座線・虎ノ門駅徒歩5分。利便性に優れた立地として期待が持たれる「(仮称)西新橋一丁目計画」

三田線・内幸町駅直結、JR新橋駅徒歩5分、銀座線・虎ノ門駅徒歩5分。利便性に優れた立地として期待が持たれる「(仮称)西新橋一丁目計画」

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 新日本石油ビル跡地(港区西新橋1)で新オフィスビル「(仮称)西新橋一丁目計画」の建設が始まり、1カ月が過ぎた。場所は日比谷通りと外堀通りが交差する西新橋交差点前。

 着工は7月26日。完成は2014年4月の予定。施主は三菱地所(千代田区)他が出資する「西新橋デベロップメント特定目的会社」、設計は三菱地所設計(千代田区)、施工は鹿島建設(港区)。敷地面積=1450坪、延床面積=1万6620坪、地上22階・地下3階・塔屋2階建て。139台収容の駐車場も併設する。

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 新日本石油ビルは1962(昭和37)年に完工した同社の本社ビル。地上9階地下4階建てで、地下の飲食店街にはオムライス専門店「レザミ」やカレー専門店「カリカル」など、老舗人気店も多数入居していた。2010年4月、新日本石油と新日鉱ホールディングスが経営統合し、JXホールディングスとなったことに伴い、同社は大手町に移転。解体は昨年2月より行われ、今春完了した。

 新築されるビルはこれまでの倍以上の高層となり、交差点のランドマークを意識したものとなる見込み。建物外観は、ガラスファサードを主体にグリッド基調のデザイン。低層部商業ゾーンには外壁バルコニーを設け、緑を立体的に感じられるようにするほか、人通りの多い外堀通り側には店舗を配置し、約1000平方メートルの空地と合わせ、「緑あふれる開放的でにぎわいのある空間を創出する」という。

 基準階フロアは、有効面積約530坪、天井高2.8メートル、奥行き約14~18メートルの無柱空間とし、眺望と開放感を確保。加えて柱型が室外に出るアウトフレーム構造を採用し、よりレイアウトの自由度が高い仕様とする。

 安全面では「アンボンドブレース」「オイルダンパー」を配した制震設計を導入。「官庁施設の総合耐震計画基準」I類に相当する建築基準法上で必要な耐震性の1.5倍を確保した。環境へも配慮し、Low-eペアガラス(東西南面)や二重のガラス壁面を持つ「ダブルスキン外装システム」を採用。屋上には太陽光発電パネルを設置し、自然エネルギーの利用にも努める。

 現在公表しているテナントはないが、オフィスと店舗が入居する予定。