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汐留「水木しげるロード」終了-鬼太郎はほぼ毎日「出勤」

フィナーレを飾る妖怪たち

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 汐留シオサイト地下歩道(港区東新橋1、汐留シティセンター付近地下通路)で開催されていた「水木しげるロード in 汐留 ~ANAに乗って『まんが王国とっとり』~」が3月7日、終了した。

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 同イベントは鳥取県境港市の「水木しげるロード」を再現したもので、「まんが王国とっとり」のPRや鳥取への誘致を目的に開催していた。最終日には「妖怪そっくりさん」の「こなき爺(じい)」「ぬらりひょん」、着ぐるみの鬼太郎と猫娘も登場。今月8日にリニューアルオープンする「水木しげる記念館」(鳥取県境港市)の宣伝用チラシを配った。期間中、鬼太郎はほぼ毎日「出勤」していたが、「妖怪そっくりさん」が同イベントに登場するのは初。

 同県東京本部職員の田中祥一さんは「東京では鳥取があまり身近ではないが、『行ってみたい』との声もあり手応えを感じた」と話す。飛行機で行けることを知らない人も多いという。「県内には鳥取空港と米子鬼太郎空港があり、どちらも1日4~5便飛んでいる。東京からの近さをアピールできたと思う。「鳥取に行ってみたい人」は共催のANAに案内するなど、「うまく連携を図れた」という。

 アンテナショップの出張店舗も「1日平均11万円、多い時で20万円の売り上げがあった」と田中さん。「弁当と妖怪グッズがよく売れた」という。同地下通路は汐留在勤者を中心に、1日8万~10万人の人が通る。

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