新橋に「氷」のボウリングレーン-氷のピンめがけ氷のボールを投球

冷たいボーリングを楽しむ子どもたち(23日、ニュー新橋ビル前)

冷たいボーリングを楽しむ子どもたち(23日、ニュー新橋ビル前)

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 新橋駅前のニュー新橋ビル前で23日正午、氷のボウリングレーンと巨大ボウリングピンの氷柱が登場し、道行く人々を涼やかに楽しませた。同イベントは23日・24日に行われる「こいち祭」の一環。

氷でできた涼しげなボウリングピン

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 ミニボウリングコーナーの隣に2本設置された氷のボウリングレーンは長さ5メートル、幅1.6メートル、高さが最大25センチ。同じく氷で作られたボウリングピンは高さ17センチ、ボールは12センチで重量は100~150グラム。都内の製氷業者に発注されたものだが、「恐らく日本初の試み」(日本ボウリング場協会広報担当者)という。

 昼過ぎから希望者を募り、実際に氷のレーンでプレーも行った。昼休みということもあり、幼い子どもたちに交じって近隣に勤めるサラリーマンなど十数人も冷たい投球を楽しんだ。ピンは6本。ボールにはフィンガーホールも作られているが、こちらは「飾り」(同)で、投球の際には両手で投げる形を取った。

 途中、中山律子プロも飛び入り参加。さすがにストライクを取ることはなく、笑顔で子どもたちの応援に回った。氷製であることから、ボールもピンも次々と砕け、用意した10個のボールと50本のピンはすぐに消費された。

 朝から曇り空だった新橋も、この時は青空が広がり気温も上昇。プレーを行った人々は「冷たくて気持ちがいい」「ボールが冷たくて長い間持っていられなかった」など、一時の清涼感を味わった。プレー後の氷のレーンには本物のピンを置き、23日20時まで会場に飾られた。

 氷のレーンの脇と桜田公園(港区新橋3)には高さ153センチのボウリングピンを模した巨大氷柱も登場。多くの人が巨大ピンをなで、記念撮影を行った。この日は比較的涼しかったものの、18時ごろには先端がやせ細り、上部が脱落。その使命を終えた。

 氷柱は今月24日も新橋駅前のミニボウリングコーナーに設置される予定。

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