「願いごとをどうぞ」-虎ノ門のカフェが自社農園の笹で七夕飾り

オフィス街での夢のある試みは人々の心を和ませる。短冊には「英語がしゃべれるようになりたい」「早く引越しができますように」など、思い思いの願いがかかれていた。

オフィス街での夢のある試みは人々の心を和ませる。短冊には「英語がしゃべれるようになりたい」「早く引越しができますように」など、思い思いの願いがかかれていた。

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 虎ノ門のカフェ「TORANOMON BAKERY CAFE241」(港区虎ノ門2)が七夕飾りと願いごとを書く短冊を店頭に設置し、一般に開放している。

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 「ロハス」をテーマした同店は、経営する隅田商事(渋谷区)の自社農場のオーガニック野菜やフェアトレードのメープルシロップなどを使用している。店舗は飲食スペースとベーカリーのある「TORANOMON BAKERY CAFE241」と、テークアウト専門の「THE MAPLE」で構成され、店で焼き上げたできたてのパンやケーキが楽しめる。

 店頭に七夕飾りを置き始めたのは2004年の開店当初から。きっかけは「サービス業として、何か季節感のあるイベントをできないかとの思いから」(同店店長・田中伸秋さん)。毎年、道行く人々が思い思いの願いごとを短冊に書き、最終日の7月7日には笹いっぱいに短冊がつり下がる光景は虎ノ門の名物として定着してきたという。

 今年も6月28日に千葉・志駒の100万平方メートル以上ある広大な自社農園から笹を切り出し、同月30日から店頭に設置した。折り紙で作った飾りか同店スタッフの手作り。最終日までにはスタッフも全員短冊に願いごとを書き、つるすという。

 七夕飾りは7月7日の夜まで。終了後には再び自社農園に持ち帰り、系列他店の七夕飾りとともにたき上げされる。

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