芝公園でキャンドルナイト「東京八百夜灯」-タワー消灯をカウントダウン

節電効果そのものよりも、ろうそくの温かな灯で優しく豊かな気持ちになることが狙い。

節電効果そのものよりも、ろうそくの温かな灯で優しく豊かな気持ちになることが狙い。

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 夏至の日に消灯を呼びかけ、環境などを考える「100万人のキャンドルナイト」初日の6月21日、芝公園で東京タワーの消灯をカウントダウンを行うイベント「東京八百夜灯(とうきょうはっぴゃくやとう)」が開催される。

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 「100万人のキャンドルナイト」は、電気を消し、ろうそくの炎で静かな時間を過ごすことによって、環境や社会、地球平和などを見つめることを促すもの。「呼びかけ人」代表である明治学院大学教授の辻信一さんが、自身の経営する「カフェスロー」(国分寺市)で「暗闇カフェ」と名付けた消灯イベントを実施したのを機に、「大地を守る会」(港区)が事務局となり「キャンドルナイト」が発足した。

 2003年からは環境省が後援となり、正式に「100万人のキャンドルナイト」として始動。他団体ともネットワークを形成し、初回の2003年6月22日は全国23都道府県で64イベントが開催され、約2,300カ所の施設が消灯、約500万人が参加した(環境省調べ・推計)。以降毎年、夏至と冬至に行われている。

 「東京八百夜灯」は、数ある関連イベントの中でも「100万人のキャンドルナイト」を象徴するものとして人気があり、昨年度の参加動員数は4千人を数えた。芝公園を会場とする開催は今年で3回目。当日は、安全な国産の食材で展開する「フードマイレージ屋台」、ろうそくの明かりで行う加藤登紀子さんと娘のYaeさん、清貴さんによる「アコースティックライブ」、木村健太郎さんのピアノと能のコラボレーション「キャンドルナイトタイム」などが開催される予定。

 開催時間は、屋台=12時~19時、アコースティックライブ=18時30分~19時40分、消灯カウントダウン=19時40分~20時、キャンドルナイトタイム=20時~21時(会場は東京タワー再点灯までオープン)。入場無料。

新橋で「キャンドルナイト」-エコプロジェクト賛同の会社員が企画(新橋経済新聞)広域六本木圏で主要ランドマークや企業など一斉消灯へ夏至の日に銀座で夜のギャラリーめぐり-トウキョウ・ミルキーウェイ(銀座経済新聞)山口・和菓子店の日本庭園でキャンドルナイト-灯りとお香で演出(山口経済新聞)100万人のキャンドルナイト公式ページ

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