汐留で「アール・ブリュット」展-日本のアウトサイダー・アートも

世界と日本のアウトサイダー・アートが出会う企画展

世界と日本のアウトサイダー・アートが出会う企画展

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 松下電工汐留ミュージアム(港区東新橋1、TEL 03-5777-8600)は5月24日より、「アール・ブリュット/交差する魂 -ローザンヌ アール・ブリュット・コレクションと日本のアウトサイダー・アート-」展を開催する。

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 同展は、アール・ブリュット・コレクション(スイス・ローザンヌ市)とボーダレス・アートミュージアムNO-MA (滋賀県近江八幡市)との連携による企画展。アール・ブリュット(=生の芸術)とは、フランスの画家ジャン・デュビュッフェによって1945年に考案されたカテゴリー。英語では「アウトサイダー・アート」と称され、正規の美術教育を受けていない人たちが既存の芸術や流行にとらわれず、自身の内面を思うままに表現した絵画や造形を指す。

 2006年から始まったこの連携事業は、近年日本でも注目され始めたアウトサイダー・アートの認識を広め、アーティストへの評価を高めることを目的としてアール・ブリュット・コレクションとNO-MA双方の収蔵作品をコラボレーションさせる試み。既存の概念に左右されず、人間の表現欲をありのままに体現した数々の作品を通じて「表現とは、また芸術とは何であるのか」を多くの人に心の深い部分で体感してもらいたいとの願いが込められている。

 展覧会初日はスイス・ローザンヌ アール・ブリュット・コレクションのリュシエンヌ・ペリー館長と画家の野見山暁治さんを招いたオープニングフォーラムも行う。参加無料。予約制で先着180人(展覧会の鑑賞には別途入館料が必要)。

 開館時間は10時~18時。月曜休館。入館料は、一般=500円(65歳以上400円)、大学・高校生=300円、中・小学生=200円。7月20日まで。

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