JR新橋駅銀座口近くの「とっとり・おかやま新橋館」で11月5日、カニの水揚げ量日本一(農林水産省 平成24年 水産物流通調査)である鳥取県の観光誘引として、「鳥取県ウエルカニキャンペーン」の記者発表が行われた。
同キャンペーンは来年2月28日までの間に、同県の観光連盟に加盟する139軒の宿泊施設に宿泊し、宿泊証明印を押印したハガキで応募すると抽選で月100人(総勢500人)に同県産のカニを進呈するというもの。
観光PRとして平井伸治鳥取県知事と同県出身の女優、蓮佛(れんぶつ)美沙子さんらが「鳥取県にウエルカニ」の掛け声と共に、掛け軸から同県の「鳥」の文字をはがし「蟹取県」へと改名を宣言。キャンペーンを盛り上げた。
同知事は「これからカニがおいしくなる季節。多くの人に鳥取県に訪れてほしい。鳥取県にはカネはないけどカニはある」と会場の笑いを誘った。
蓮佛さんは「東京に出てきてからあらためて鳥取県の良さを知った。まだまだ知られていないすてきな所がたくさんある。鳥取県に来て、温泉につかって、お酒を飲んで、おいしいカニを食べて、ほっと一息ついていただけたら」と同県の魅力を呼び掛けた。