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「ジュンク堂に住んでみる」モニターツアー-ツイッターの声にこたえて実現

思い思いの読書を楽しむ参加者

思い思いの読書を楽しむ参加者

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 内幸町のジュンク堂書店プレスセンター店(千代田区内幸町2 TEL03-3502-2600)で11月1日、「ジュンク堂に住んでみる」モニターツアーが行われた。

参加者に発行された住民票

 同ツアーは同店に1泊2日の日程で宿泊できるというもので、ネット上で話題となり、3組6人の定員のところ、6日間の募集期間で約2,800組もの応募があったという。

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 一風変わった同ツアーを企画した背景は、数年前からSNS上で「ジュンク堂に住んでみたい」という書き込みが複数あったのがその理由だが、一度は実現させるのは難しいと回答したこともあったという。それでも同様の要望をSNS上で見かけることがあり、「それならば」と実現させた。

 ツアーに当選したのは、それぞれ夫婦、友人、親子の組み合わせで、兵庫県や山口県など遠方からの参加者もいた。

 宿泊会場となった同店は、全国に出店するジュンク堂書店でも週末が休日となる店舗ということで選ばれた。

 宿泊に必要な費用は無料だが、本や雑誌など1冊以上の購入が条件となる。そのほか、寝袋や食事、入浴などについては参加者自身が用意することになっていたが、同ツアーの開催を知った銀座にある銭湯、金春湯(こんぱるゆ)からはタオル、キングジムからは着る布団& エアーマット(オフトゥン)、同書店とコラボ商品を作成した佐賀県庁からはお茶やお茶菓子などの協力があった。

 同ツアーの参加者からは「本に囲まれて寝るという経験もしたかったので徹夜はしなかった」、「書店で話しながら過ごすという新鮮な経験ができた」、「普段気づかないような一番下の段の本が気になった」などの声が聞かれた。

 同ツアー実現に向け昨年末頃から準備したという同店店長で運営も行った工藤さんは「ツアー参加者が宿泊したときの問題点を洗い出すため、実際に泊まってみたりした。季節が6月末頃だったため暑くて寝られなかったが、週末は空調が止まってしまうことがわかり、実施時期の見極めになった」と準備当時を振り返る。「参加者同士が連絡先を交換するなど交流があったようで、参加者が楽しそうにしている様子をみてうれしかった」とも。

 今後同様のツアーを実施するかは未定だが、アンケート結果など考慮し検討するという。