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新橋のラーメン店で「牛肉のあっさり激辛ラーメン」復活-利用客の要望で

辛味ファンからの熱烈なリクエストで復活した「牛肉のあっさり激辛ラーメン」(910円)

辛味ファンからの熱烈なリクエストで復活した「牛肉のあっさり激辛ラーメン」(910円)

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 新橋4丁目にある「中国ラーメン揚州商人 新橋店」(港区新橋4、TEL 03-5473-0775)で、4月1日から「牛肉のあっさり激辛ラーメン」(910円)がメニューに復活した。経営は東京・千葉・埼玉・神奈川でラーメン店を展開するホイッスル三好(杉並区和泉)。店舗面積は約29坪。席数はカウンター、テーブル席で計36席。

「中国ラーメン揚州商人 新橋店」の外観と人気メニュー

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 1998年、同社の三好比呂己社長が千葉に「活力ラーメン元気一杯本店」を開業。13店舗まで業務拡大したが、ラーメンブーム到来で各地のご当地ラーメンが関東に進出してきたことから業績不振に陥った。その際、「盛和塾」で交流のあった当時の京セラ会長・稲盛和夫さんに意見を求めたところ、「接客はいいけどまずい。うまいラーメンを作れ」との言葉を受け一念発起。「揚州商人」のラーメンに力を注ぐことを決意したという。

 「牛肉のあっさり激辛ラーメン」は、昨年2月まで期間限定メニューとして提供し、辛味ファンからは絶大な支持を得ていたが、一般客の舌には刺激が強すぎたことから販売を中止したという。今回、辛味ファンからの熱烈なリクエストがあり、メニューとして復活させた。

 「辛いといえば唐辛子の赤か青をイメージするが、一見普通の塩ラーメンのような透き通ったスープなのに激辛。秘密は黄金粉(ゴールデンパウダー)にある」と同社広報の斉藤さん。「黄金粉」とは、激辛の黄色い唐辛子を粉末状にしたもの。辛さは普通、3倍、5倍と好みに合わせて選べ、麺も同社で20年以上使用している細麺「柳麺(りゅうめん)」と20周年を迎えた年に開発した極太麺「刀切麺(とうせつめん)」の2種類から選べる。同メニューは、同社すべての店舗で提供する。

 グランドメニューでは、1週間で5000食を販売した「スーラータンメン」(910円)や、「スーラータンメン」累計500万食突破記念で開発した「プレミアムスーラータンメン」(1,210円)、「揚州濃厚塩ラーメン」(860円)、「タンタン麺」(910円)が人気。特級点心師が包む「夢ごこち小龍包」(2個入り=290円、6個入り=740円)や、生クリームを使用し、とろけるような柔らかい食感とすっきりした甘みが特徴の「夢ごこち杏仁豆腐」(390円)は女性を中心に人気があるという。そのほか、チャーハン、焼きそば、一品料理や点心など多くのメニューをそろえる。

 平日限定のランチメニューは、一番人気の「スーラータンメン」に「ランチ焼飯」と「ランチ杏仁豆腐」が付いたランチセット(1,100円)、「ランチ焼飯」がついたセット(1,020円)、「ランチ杏仁豆腐」のセット(980円)など。ランチタイムは女性客の利用も多いという。

 営業時間は11時~翌4時30分。

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