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ホテルオークラ東京でフランス料理コンクール-若手料理人が競い合う

 第六回ホテルオークラグループ フランス料理コンクール優勝作品

 第六回ホテルオークラグループ フランス料理コンクール優勝作品

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 ホテルオークラ東京(港区虎ノ門2)にて2月28日、「第6回ホテルオークラグループフランス料理コンクール」が開かれた。

コンクール入賞者、調理スタッフ、サービススタッフ、コーチ

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 6回目となる同大会は、ホテルオークラグループの人材力育成の一環で「若手の育成・基本技能の習得」に焦点を当てて開催。16ホテル23人の応募の中から書類選考を経て決勝進出を果たした8人が料理の腕を競った。

 決勝の審査基準は、調理選手以外に審査員への料理の説明や料理の切り分け、片付けまでのサービスを行うサービス選手とのタンデム形式。今回は若手調理選手を開催直前まで指導する調理コーチを含む「3人1チーム」体制の審査となった。

 審査で行われた料理のテーマは、メーンに「肥育鶏、東洋風」と、デザートに「シュー生地を使用したデザート」。審査基準は「実技」「見栄え」「料理の独創性」「衛生面」、等々いくつもの基準がある。

 優勝したのは、ホテルオークラ東京別館12階にあるフランス料理店「ラ・ベル・エポック」の駒井有人さん(調理選手)、村樫正敏さん(サービス選手)、山口由紀夫さん(コーチ)。駒井さんは「優勝できてうれしい。この結果に満足せず日々の業務を頑張っていきたい」、村樫さんは「このような雰囲気の中で勉強になった」と話した。

 駒井さんは今大会のコーチに、入社以来4年間一緒に働いてきた上司の山口さんを直々に指名したという。山口さんは「駒井が夜遅くまで熱心にやっていたこともあり、特に口出しをすることもないくらいに完成されていた」と振り返る。その言葉通り、調理部門でも駒井さんが優秀賞に選ばれた。

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