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新橋駅前ビルに立ち飲みとんかつ店-同フロアに2店舗目、新業態に挑む

「立ち呑みとんかつ まるや 新橋駅前2号店」外観。1号店はビル外にも入り口があるが、2号店は完全にビル内に

「立ち呑みとんかつ まるや 新橋駅前2号店」外観。1号店はビル外にも入り口があるが、2号店は完全にビル内に

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 新橋駅前ビル1号館(港区新橋2)1階にとんかつ店「立ち呑みとんかつ まるや 新橋駅前2号店」(TEL 03-6274-6210)がオープンして1カ月が過ぎた。経営は、新橋・浜松町エリアを中心にとんかつ店を展開する「まるや ジャパン」(港区)。場所はお天気お姉さんが店主のショットバー「Bar Lik」跡。店舗面積は約10坪。席数は、昼はカウンター15席。夜は立ち飲みスタイルで40人前後を収容可能。

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 同店は、約10年前から同フロアに1号店を出店中。立ち飲みスタイルを導入したのは、この2号店が初めてとなる。「1号店は定食メニューのみの提供だが、長く続ける中で『とんかつで酒を飲みたい』というリクエストが多く寄せられた。その声に応えるため、とんかつをさかなに気軽に酒を飲める立ち飲みスタイルの店を新たに立ち上げた。ガッツリ食べたい時は定食メーンの1号店、お酒を飲みたい時は2号店、といった具合に使い分けてほしい」と、鈴木社長は話す。

 夜のフードメニューは38種類。「ロースかつ」「ヒレかつ」(以上400円)、「鶏のレバかつ」(300円)、「メンチかつ」(200円)、「ハムかつ」「コロッケ」(以上100円)など、揚げ物が中心。「一品料理のかつに使う肉の質は、定食のものと同じ。酒のさかなになるよう、ボリュームを抑え気味にしてお出しする」(鈴木社長)。ほかに「ずっとメニューに加えたかった」という「あじフライ」(250円)や「冷やっこ」「ポテトサラダ」(以上200円)、食事メニューの「ミニかつ丼」「かつサンド」(以上500円)、「豚汁」(300円)なども。お通しの代わりとして「千切りキャベツ」(100円)を用意。「一度オーダーしてくれれば、お代わり自由」

 ドリンクメニューのメーンは、ハイボール。一部の店舗のみが提供可能な「サントリー 超炭酸角ハイボール」を使用した「角ハイボール」(300円)、1杯の量を700ミリリットルにした「MEGA角ハイボール」(500円)、ミントを使ったモヒート風の「新橋ハイボール」(350円)、同社所属のバーテンダーが漬け込んだオリジナルジンジャーを使う「まるやハイボール」(350円)など。ほかに「ザ・プレミアムポルツ樽生」(中ジョッキ=400円、MEGAジョッキ=700円)、梅酒、焼酎(3種)、カリフォルニア産ワイン(2種)、サワー(4種)は400円で提供する。

 ランチタイムは、同チェーンでは「初めての提供」となる丼定食がメーン。「ロースかつ丼定食」「ヒレかつ丼定食」「味噌かつ丼定食」など、6種類を700円で提供する。サイドメニューに「ポテトサラダ」「きんぴらごぼう」(以上200円)、「豚汁」(小=100円、大=200円)なども用意。

 営業時間内であれば、テークアウトにも対応。弁当メニュー(5種、500円~600円)のほか、「ロースかつ」「ヒレかつ」など単品メニューのオーダーも受け付ける。

 「ボリュームたっぷりの定食を素早く提供するのが、まるやの売り。そして、いつ来ても同じ味、同じ価格を維持することで、お客さまとの信頼を築いてきた。立ち飲み店であっても、その姿勢は維持して展開していきたい」(鈴木社長)。

 営業時間は11時~15時、16時~23時。土曜・日曜・祝日定休。

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