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カレッタ汐留のジパング、「なだ万汐留47」に改称-なだ万初のビュッフェも

「カジュアルリッチ」をコンセプトにしたビュッフェ品々

「カジュアルリッチ」をコンセプトにしたビュッフェ品々

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 カレッタ汐留(港区東新橋1)47階の創作和食レストラン「ジパング・カレッタ汐留BYなだ万」は7月1日、「日本料理 なだ万 汐留47」(TEL 03-6215-8111)に店名を変更した。これに伴い、メニュー全般もリニューアルを行った。

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 同店は2002年12月、カレッタ汐留オープンと同時に開店。創作和食を提供する地上200メートルの展望レストランとして人気を集めていた。京都の町屋・路地裏をイメージしたという高低差のある店内は、156坪の空間に114席を展開。個室は大小7室を用意。天井高8メートルの窓際に設けられたカウンター8席からは東京ベイエリアが眼下に広がる。

 店名変更は、これまで「何を提供する店か分かりづらかった」(店長の塚田さん)ためと、グループ全体でロゴと地名を挿入した店名への統一を進めているため。同時に創作料理ブームが下火となったことを受け、和食を前面に出したメニューへと刷新した。

 ランチにはなだ万初の食べ放題メニュー「ビュッフェランチ なだ万スタイル」(2,956円)も登場。前菜・サラダ・デザートがビュッフェによるセルフサービス、メーンは5品から1品を選ぶ。純和食にこだわったメーンは、A=「牛ロース和風照り焼き 添え野菜」、B=「天ぷら盛り合わせ」、C=「大仙鶏香味焼き 添え野菜」、D=「黒豚と季節野菜せいろ蒸し」、E=「すし盛り合わせ(にぎり8貫・巻物)」。

 女性ユーザーを意識したというビュッフェメニューは月替わり。前菜は、「青竹豆腐」「ナスとズッキーニのマリネ」「夏野菜のラタトゥユ」など8種。サラダは約10種類で、「ゆずみそ」「梅しそ」「ゴマ」のプライベートブランド・ドレッシング3種を用意。デザートには「甘納豆入りのガトーショコラ」「マスカルポーネのお汁粉」「マンゴーのタルト」など6品が並ぶ。

 そのほか、先付け・吸い物が付く「松花堂弁当」(4,158円)、先付け・造り・煮物・合いざかな・焼き物・ご飯・デザートが付く「ミニ懐石」(5,775円)など。ディナーメニューは、コース2種(8,085円/1万3,860円)、会席2種(1万1,550円/1万7,325円)、アラカルト約50種。

 「ビュッフェは以前から社主がやってみたかったことの一つ」と塚田さん。「リニューアルに伴い、汐留らしい特徴的なものを作りたかった」ことから、ビュッフェ提供に踏み切った。震災以降、高層ビルの飲食店はどこも客足が減少しているといい、「ビュッフェが呼び水となってくれれば」と期待を寄せる。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時=22時30分。

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