立ち飲み激戦区・新橋に「根室食堂」-北海道・根室の物産販売も

新鮮な根室直送の魚介類を目当てに、連日満員の「根室食堂」

新鮮な根室直送の魚介類を目当てに、連日満員の「根室食堂」

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 新橋駅近くに6月23日オープンした、北海道の魚介類をメーンに提供する立ち飲み店「北海道海鮮問屋 根室食堂 新橋店」(港区新橋2、TEL 03-3571-3360)が好調な出足を見せている。

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 同店は渋谷の本店と宮益坂店に続く3店舗目。4フロアでの展開を予定しており、今回オープンしたのは1階・2階。店舗面積は各フロア12.2坪。スタンディングでの収容人数は各フロア約40人。9月1日にオープンする3階と、来年オープンを予定する4階は着座スタイルとなる。

 店舗入り口には発泡スチロールに入った鮮魚や野菜、木箱を並べてディスプレーし、活気ある市場や鮮魚店をイメージした。店内には、漁師の名前が添えられた手書きのメニューを所狭しと貼り、大漁旗を飾るなどの演出も。

 メニューは根室から直送の新鮮な魚介類が中心で、沖でさばいたことを意味する「沖」や品質の高さを示す「特」マークが3つ付いたものなど、鮮度と品質にこだわる。「北海シマエビ」(580円)、「花咲ガニ 浜ゆで」(780円)、「生カキ(2個)」(500円)、「生ウニ」(980円)などのほか、漁師の名前の入った「茂勝の真ほっけ」(680円)や「得能の青刀さんま」(500円)などを季節に応じて用意する。そのほか、「秋鮭とイクラの親子丼」(1,150円)、「根室ウニ丼」(1,850円)なども。ドリンクは生ビールや焼酎のほか根室の清酒「北の勝 大海」(500円)、「納沙布ハイボール」(390円)、「根室 つめ酒」(600円)「そい酒」(750円)など。

 2階では根室から取り寄せた塩辛や干物、さんまの魚醤、沖漬けなどの物産も取り扱っており、根室市のバックアップを得て同市のアンテナショップの役割も果たす。

 オーナーの平山徳治さんは「例えば今日は漁が解禁になったサンマなど、築地には明日から入るものが先に(店に)入ってくる。本当においしいものを出せば、お客さんは来てくれる」と自信を見せる。

 客単価は2,500円。営業時間は15時~24時。

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