愛宕神社の桜が三分咲きに―併設レストランで花見限定メニューも

江戸時代から人々に親しまれ続けている愛宕神社の桜。昼休みは近隣で働くサラリーマンやOLでにぎわう。携帯を手に桜を撮影する人も多い

江戸時代から人々に親しまれ続けている愛宕神社の桜。昼休みは近隣で働くサラリーマンやOLでにぎわう。携帯を手に桜を撮影する人も多い

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 愛宕神社(港区愛宕1、TEL 03-3431-0327)の桜「ソメイヨシノ」が開花し、早くも三分咲きになっている。

 

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 同神社は江戸時代より「桜の名所」として親しまれ、境内には約20本のソメイヨシノやしだれ桜が植えられている。ソメイヨシノは、咲き始めは淡いピンク色で満開になると白色に近づく日本では最もなじみのある品種。同神社では毎年4月10日ごろに満開の見ごろを迎えるが、今年は3月26日時点で既に三分咲きの状態に。花冷えの中、訪れた人が思い思いに桜を写真に収める様子が見られる。

 境内にある、ソムリエの田崎真也さんプロデュースの和食レストラン「T(てぃ)」では3月24日から、「お花見ちらし丼」(1,500円)を期間限定で提供している。内容は、白身魚の漬け、錦糸卵、桜の花びら型のさくら大根などをちらしたすしに前菜と椀が付くもの。椀は、桜豆腐に桜の葉の天ぷらを添えたものなど、春らしい素材を使う。

 近隣で働き、昼休みを利用して訪れた人も「桜が咲き始めたのではと楽しみに来た。ここは木に囲まれて自然が感じられる場所なので花を見るには良い場所。満開になるのが待ち遠しい」とほおをゆるめる。

 同神社の参拝は自由。社務所=9時~17時。レストラン「T」の営業時間は、昼=11時30分~14時30分(4月3日までの花見期間のみ。通常14時まで)、夜=17時~21時30分。

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