愛宕神社(港区愛宕1、TEL 03-3431-0327)で2月3日、節分祭が行われ、恒例の豆まきを目当てに福をもらおうと多くの来場者が集まった。
12時から奉納とおはらいが行われ、同神社の信者や総代45人が参道に集まった人々に向けて豆をまいた。同神社では豆のほかに菓子などもまくが、同神社の筆頭総代である永谷園(西新橋2)から毎年奉納される「お茶づけ海苔」もまかれるのが特徴で、人気を集めている。
「福は内」のかけ声とともに豆まきが始まると、集まった約100人が一斉に前方へ詰めかけ、「福」をつかもうと手を伸ばした。近隣で働いているという亀井祐子さんと小沢かおりさんは「まちの掲示板を見て、昼休みを利用して来た。ふたりとも『福』(菓子)がおでこに当たったので楽しかった」と笑顔を交わした。「来年はもっと早く来て前の方を陣取りたい」とも。また、近くに住むというビル・バーガーさんは「豆まきを見るのは初めてだが驚いた。想像以上に楽しい」と話した。
同神社では当日、この日だけ限定の「開運お守り」(600円)も授与した。