マッカーサー道路こと環状二号線の影響で近隣の再開発が進む広域新橋エリア。虎ノ門駅近くの「東京倶楽部ビルディング」や「霞が関コモンゲート」、汐留南エリアには「汐留シオサイト」最後の大規模施設「汐留ビルディング」が完成している。大型施設に注目が集まる中、新橋経済新聞の年間PV(ページビュー)ランキング1位には、「浜松町に「シミュレーションゴルフ」バー、社長が感動し業態導入」が輝いた。
上半期で2位にランクインした「シミュレーションゴルフ」バー。運営元のKRCコーポレーションが名古屋や六本木へも出店を重ねたことや、広島やシンガポール、福岡などでも同業態のオープンが続いたことから注目を集めたと推察される。2位には、カネボウ化粧品が14年ぶりの新商品発表となった「コフレドール」がランクイン。3位は上半期に1位だった「琉球ホルモン店」。
ランキングは、今年1月から12月27日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り。(カッコ内は掲載日)。
1.浜松町に「シミュレーションゴルフ」バー、社長が感動し業態導入(3/9)2.カネボウ、新ブランド「コフレドール」発表-売り上げ目標300億円(9/28)3.浜松町に琉球ホルモン店-オリジナル「島マースのモツ煮」も(2/23)4.新橋駅前ビル屋上ビアガーデン、今年もスタート-ショータイムも(5/30)5.神谷町・光明寺境内に「オープンテラス」-お坊さんの和菓子(4/17)6.新橋ガード下に「ビールにこだわる」新店-内装は船内をイメージ(6/14)7.「新橋赤提灯バンド」リニューアル-「飲みいこ!」キャンペーンで(1/16)8.メトロガイド「東京うまいもの大賞」、1位に新橋の「切腹最中」(11/6)9.キムラヤ本店閉店-ヤマダ電機「LABI新橋デジタル館」へ衣替え(11/27)10.虎ノ門に「NOBU TOKYO」ーデニーロさん参加の新会社が運営 (2/5)
5位には築地本願寺で開催され話題となった「東京ボーズファッションショー」同様に仏教の新たな可能性を探る「神谷町・光明寺境内にオープンテラス」。「新橋赤提灯バンド」(7位)はアンテナショップの立ち飲み店オープンから再度注目される形となった。「キムラヤ本店閉店_ヤマダ電機『LABI新橋デジタル館』」(9位)は、新橋駅前の「顔」となっていたキムラヤが都心で出店を加速している「ヤマダ電機」の「LABI」へと姿を変えた。同社は来夏、新橋駅銀座口にも新たな店舗のオープンを予定している模様。
このほか、中沢フーズが販売した「売り切れ続出5,000円の『おとなの牛乳』」や、2年ぶりの公開となった「東京メトロ、80周年記念で『幻の新橋駅』」なども読者の話題を集めた。
2008年の広域新橋圏では、老朽化したビルの建て替えなどが行われ、飲食店の移転ラッシュの動きなどにも注目が集まりそうだ。