新橋ガード下に「ビールにこだわる」新店-内装は船内をイメージ

新橋駅のガード下にキールズバースタッフがビール特化の新店舗をオープン

新橋駅のガード下にキールズバースタッフがビール特化の新店舗をオープン

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 第一京浜道路横のJR新橋駅ガード下に6月18日、ビールに特化した「新橋DRY-DOCK(ドライドッグ)」(港区新橋3 、TEL03-5777-4755)がオープンする。

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 再開発に伴うビル建て替えのため、4月27日に閉店した「KEEL'S BAR(キールズバー)」スタッフが参加する新店は、「ビールへのこだわりをより強く表現する」のが特徴。コンセプトも「品質管理したビールとそれにあう食べ物」とした。

 「海」がキーワードの新店名称は船の建造や修理用に築造された設備「乾ドック」を意味する。2階建ての店鋪は、1階=スタンディング使用のバーコーナー、2階=大きな窓を配置したテーブル席。延べ床面積は16坪。立地がガード下の上大通りに面していることもあり防音にこだわった結果、エントランスは2重ドアを採用した。通り沿いに面した壁には「船内」をイメージした丸窓を並べ、テーブルや椅子もフランス製の「壮大な船旅」がコンセプトの「STARBAY(スターベイ)」社製を配置する。

 主力の樽詰めビールは、運送方法にこだわった酒屋の選定からグラスに注ぐまで常に10度以下の温度で管理することを徹底した。専門器具も新たに導入し、ビールを注ぐサーバーは船の操舵型をイメージしたデザインを取入れた。

 ドリンクメニューは、樽詰ビールを中心に「パスペールエール」(1パイント=1,100円)を始め、アサヒビールの子会社が製造する地ビール「ヴァイツェン」(隅田川ブルーイング)や「樽詰チェリービール」「シメイホワイト」など約30品。ビール評論家の藤原ヒロユキさん監修の「ビールに合うフードメニュー」は、グレープフルーツのソースを使った「マイアミビーチサラダ」、「ポークチョップ」、「煮込みハンバーグ」(980円)やキールズバーの定番「チキンバスケット」(680円)など約20品でメニュー脇には料理と相性の良いビールも紹介する。

 想定客単価は2,800円~3,000円。近隣で働く会社員を中心に、汐留エリアで働く女性もターゲットに据える。今後は藤原ヒロユキさんによる「ビール」セミナーの開催などを予定。営業時間は17時~翌2時。土曜・日曜・祝日定休。

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