今年10月に新橋駅前ビルにオープンした「百菜粥」(港区新橋2、TEL03-6427-1546))が、「お粥しゃぶしゃぶ」の提供を始めた。
同店は、「ヘルシーで具沢山な食事になるお粥」をコンセプトにオープン以降、多くのマスコミで露出するなどランチ時には行列のできる店として人気を集めている。一方、同社の大塚社長によると夜の客入りが芳しくないという。「昼のみではなく、夜にもヘルシーなお粥を」の思いから今回新たなメニューの提供を始めた。
お粥しゃぶしゃぶは、広州の人気店に大塚社長が出向き調理方法を収得し、日本人用にアレンジしたもの。通常店で提供している粥の「トロみのある上澄み(うわずみ)」と鶏ベースのダシを鍋に入れ、豚肉やキノコ類、揚げパン、白菜やほうれん草を始めとした青菜を「お粥鍋」で「しゃぶしゃぶ」し「オリジナル」のタレに付け食する。具材についてきた粥は、そのまま食べられ、鍋に残った粥は煮詰めた後「おじや」として「3回楽しめる鍋」。
同社長は「米のとぎ汁で豚肉を煮ると柔らかく炊けるように、粥で食材を煮ると柔らかくなる」と話す。「粥の効果でお酒と一緒に食べると胃にも優しいようだ」(同)とも。
11月中旬から提供を始めたところ、「ビールが飲みたくなる」「食べ応えがある」など男性客からも好評だったという。同社長は「昼営業は安定してきたので、今後は夜にも『ヘルシーに飲める』をテーマに近隣で働くビジネスマンの集客を図っていきたい」と意気込みを見せる。鍋の具材は、「日本人の口に合わせ」変化させていく予定。
1人前は2,500円(注文は2人以上)。前日予約のみ。
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