JR新橋駅の高架下に「炭火焼 ベニバル 新橋一丁目店」(港区新橋1、TEL 03-6206-6191)がオープンして2カ月がたった。運営は「紅とん」(文京区)。
都内東側を中心に現在30店舗以上を展開する居酒屋「日本橋 紅とん」の別業態としてオープンした同店。「美容・健康・デトックス」をコンセプトに、炭火で焼き上げる肉料理とワインを中心に提供する。
社長の塩田勝紀さんは「メニューはもちろん、内装も女性目線にこだわった」と話す。店内は、女性のヒールのある靴に配慮し、床にやわらかい天然木材を使ったほか、壁に設置した鏡は顔が直接写らないよう角度を天井方向に傾ける。化粧室には「女優ライト」「シェイプアップミラー」を用意。喫煙所は店外に設置した。
フードメニューは、炭火で焼き上げた牛ホルモン「名物ほるパク」(850円)、黒毛和牛を使った「牛リブロース炭火焼」(150グラム=1,500円、250グラム=2,500円)など。ケールやパクチーなど緑色野菜を使った「たまねぎドレッシングの緑サラダ」、紫キャベツやアーリーレッドなどが入った「人参ドレッシングの赤サラダ」(各750円)、サバ缶にパクチーを乗せた温かいおつまみ「SABA缶パクチー」(750円)など、健康を意識したメニューもそろえる。
塩田さんは「新鮮なモツや肉類の仕入れルートや、豪快に炭火で焼き上げる技術などに『紅とん』の人材とグループ力が生きており、味には自信がある」と話す。「特に『働く女性』に来ていただきたい。メークが落ちても、足がむくんでも気にせず飲めるよう工夫を凝らしたので、当店で一日の疲れを癒やしてほしい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は16時~24時(土曜・日曜・祝日は23時まで)。