食べる

新橋の和菓子店「新正堂」、キスマーク付きのバレンタイン限定「接吻最中」販売

「接吻(せっぷん)最中」を持つ3代目店主・渡辺仁久社長

「接吻(せっぷん)最中」を持つ3代目店主・渡辺仁久社長

  • 126

  •  

 新橋の和菓子店「新正堂」(港区新橋4、TEL 03-3431-2512)が現在、「切腹最中」の「鉢巻き」部分にキスマークをあしらったバレンタイン限定「接吻(せっぷん)最中」を販売している。

「接吻(せっぷん)最中」店頭用POP

[広告]

 同店人気商品の「切腹最中」(200円)は、3代目店主・渡辺仁久社長が、先代が亡くなり何かオリジナル商品を作りたいという思いから作ったという。構想から販売まで2年半かかり、ネーミングに対して当初119人にアンケートを採り118人が反対意見だったが、忠臣蔵ファンを皮切りに徐々に受け入れられ人気商品になった。

 同店は1912(大正元)年創業。初代店舗は、奥州一之関藩・田村右京太夫上屋敷(通称=田村邸)跡地内にあった。田村邸は忠臣蔵の発端となった播州赤穂藩主・浅野内匠頭長矩(たくみのかみながのり)候切腹の地としても知られている。

 限定商品は、もなかに巻き付ける紙の鉢巻きに、紅色でキスマークをあしらったもの。

 渡辺社長は「限定の接吻最中は、昨年から販売を始めたがかなり反響が多く、ホワイトデーにも販売してほしいとリクエストがあるなど、ありがたい話ばかり」と話す。「当日なくなってしまうこともあるので予約販売もしている」とも。

 価格は200円。営業時間は9時~19時(土曜は17時まで)。日曜・祝日定休。2月14日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース