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新橋虎ノ門かいわいを巡る「バイシクルマップ」配布開始 スタンプラリーも

「URTRA」でコーヒー店を構える「バイシクル・コーヒー」の成田裕作さん(右)と清水大輔さん(左)

「URTRA」でコーヒー店を構える「バイシクル・コーヒー」の成田裕作さん(右)と清水大輔さん(左)

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 UR都市機構が1月26日、UR新虎通りまちづくり事務所「URTRA」(港区西新橋2)内などで観光マップ「Flari Shintora ave.-3 BICYCLE MAP-(ふらり新虎通り3 バイシクルマップ)」の配布を始めた。

スタンプラリーで進呈する「オーガニック グラノーラ バー」

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 同機構がエリアマネジメント活動の一環として発行する同マップ。これまで新虎通りを中心に「歴史」「老舗」をテーマに発行しており、今回は「自転車」をテーマに制作した。

 「新虎通り」の愛称で呼ばれる同通り(新橋と虎ノ門を結ぶ環状2号線)は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックで選手村とスタジアムを結ぶシンボルストリートとして注目を集めており、自転車専用レーンの整備が進んでいることが特徴の一つであることから、このテーマを選んだという。

 マップでは、自転車で立ち寄りやすい土産店やカフェなどの飲食店などのスポット情報に加え、おすすめのサイクリングコースなどを紹介する。

 そのほかNTTドコモが運営する「港区自転車シェアリング」のサイクルポートや借り方を紹介するほか、自転車の乗車マナーや注意事項をイラストで紹介するなど、安全運転の啓発活動にも注力しているという。

 3月まではスタンプラリーも実施。対象店舗でスタンプを集めると、同事務所内にコーヒー店を構える「BICYCLE COFFEE TOKYO CAFE&ROASTERY(バイシクル・コーヒー トーキョー カフェ アンド ロースタリー)」で「オーガニック グラノーラ バー」を進呈する(無くなり次第終了)。

 マップで紹介するコーヒー店「ON THE WAY,coffee pit stop(オンザウェイ ピットストップ)」(新橋6)店主の福田晋吾さんは「いつもは当店周辺に勤めているビジネスマンの利用が中心だが、このマップをきっかけに観光客など新しいお客さまが訪問してくれるとうれしい」と期待する。

 同通り周辺のまちづくりを担当する同機構の稲垣祐哉さんは「通り周辺の魅力は多様性。自転車でいつもより足を伸ばして、エリアの歴史・伝統を感じながら、再開発の進む新橋・虎ノ門周辺の変化も楽しんでほしい」と話す。「自転車に乗るだけでなく、道が広く歩いて楽しい新虎通りの魅力も感じてもらいたい」とも。

 配布場所は同事務所のほか、虎ノ門の老舗アイスクリーム店「SOWA(ソーワ)」(虎ノ門3)、ギフト珍味専門店「Hotaru no Hikari」(虎ノ門2)など。

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