新虎通り沿いにあるコミュニティー施設「URTRA」(港区西新橋2)に7月28日、プレミアムフライデー限定バー「夜Bar(やばぁ)」がオープンした。
港区や虎ノ門周辺地域の人、これから活用していく人たちと一緒に同施設のあり方を考えながら、新虎通りに新しい「コト」を発信する場として、定期的にワークショップや講演会などのイベントを開催している同施設。
自称「URTRAのママ」として地域のコミュニティーづくりやにぎわいの創出を目的に活動する同施設運営担当者の横田昌子さんは「普段は、当施設や虎ノ門周辺に初めて来る人にも楽しんでもらえるようオープンな形式をとっているが、人と人が集まり、にぎわいを創出していくためには何度もコミュニケーションを重ねたり、しっかりと対話して関係性を密にしたりしていく必要性があるのでは。バーはゆっくり話をする機会を設けるために企画した」と話す。
バー営業では、同施設併設のコーヒー店「BICYCLE COFFEE TOKYO CAFE&ROASTERY(バイシクル・コーヒー トーキョー カフェ アンド ロースタリー)」の空間にミラーボールを付け、「スナック」のような雰囲気を演出する。営業日は、横田さんとスムージー専門店「ベジフル」の生田目広子さんが店を切り盛りする。
ドリンクメニューは、コーヒーをはじめ、生田目さんの自家製ジンジャーエールや手作りシロップのソーダ割りなどを販売する予定。「全てノンアルコールなのでお酒には酔えないが、楽しいお話に酔ってもらえれば」という。
「今後は、当施設をきっかけに虎ノ門の人たちとのコラボレーション企画も増やしていく」とも。9月7日は、生田目さんと「ワークショップ~ぶどうのコンポートを作ろう~」を開催する予定。
横田さんは「虎ノ門・新橋・愛宕かいわいといえば、サラリーマンやオフィスを思い浮かべる人も多いと思うが、週末にはワークショップ体験や日本酒企画など楽しいイベントが多く開催されている。最近はアートアトリエが新虎ノ門にオープンするなど魅力満載のエリアになってきたと思う。今までなかった虎ノ門の楽しみ方を体験しに来ていただければ」と呼び掛ける。
営業時間はプレミアムフライデーの18時30分~ラスト。